2006年09月14日

沖縄のガソリン価格は、本土より5.5円安いはず

ガソリンを給油するたびに、
「今度は、いったいいくらになっているのかexclamation&question
と、
ビクビクするような時代になりました。

私の行きつけのスタンドでは、
ここのところ
「128.0円/リットル」
で安定しています。
9月9日ガソリン.jpg
一時は、観光客のレンタカーだけ
5円くらい高いボッタクリスタンドも、
那覇市内のあちこちにありましたが、
最近は聞かなくなりましたね。

沖縄のガソリン価格相場は、高くても135円くらいのはずで、
本土よりも、少し安いのかもしれません。
8月20日ガソリン.jpg

(財)日本エネルギー経済研究所の石油情報センターによると、
沖縄県内給油所のレギュラーガソリン1リットル当たりの
小売価格(8月10日現在)は、
前年同期比12.8%増の141円
で、
全国の伸び率11.6%を上回ったことや、
2003年8月の1リットル100円と比較しても約4割上昇、
また、最安値を記録した2003年12月の87円から
1.6倍超に達していることが、新聞でも報道されました。

沖縄は、1972年に米軍統治下から、日本に形だけ返還され、
現在は日米両政府の植民地状態なのですが、
それはともかくとして、
1972年の本土復帰前の、米軍統治下の沖縄では、
NHK受信料も、もちろんありませんし、
米国並みに右側通行でしたし、
本土に行き来するのにパスポートも必要でしたから、
ガソリン等にかかる税額も本土とは当然違っていました。

当時の沖縄のガソリン課税額は、
1キロリットル当たり52米ドル(当時1万8,720円)、
日本本土では、1キロリットル当たり2万8,700円でした。

1972年の本土復帰と同時に、
本土の課税額をそのまま適用すると、
税額の格差が大きくて、
価格急騰など沖縄経済に負担が生じてしまうことから、
それを避けるために、日本政府が
「税金の軽減措置」をとったのです。

これが、
『復帰特別措置法』
で、
ガソリンだけではなく、
泡盛などの酒税の軽減措置も適用されています。

現在、本土の1リットル当たりのガソリン課税額は「53.8円」、
それに対して、沖縄は「46.8円」
ですが、
沖縄は、本島以外に離島が多いので、
県庁が別途1.5円課税して輸送費などに充てているので、
実際には、
46.8円+1.5円=48.3円
の税額が、1リットル当たりのガソリンにかかっているわけです。

本土の53.8円 ― 沖縄の48.3円 = 5.5円/リットル
が、
本土より安いはずなのは、このためなのです。

『復帰特別措置法』
は、
1972年以降、5年ごとに現在まで更新されてきました。

これは、沖縄がいっこうに自立経済化されないためですが、
歴代総理では小泉首相が沖縄に対する思い入れがまったくなく、
『復帰特別措置法』の打ち切りを示唆しています。

『復帰特別措置法』
は、
来年の5月14日で期限が切れることになっています。

もし、復帰特別措置法が打ち切りになれば、
沖縄県内のガソリンスタンドでは、
ガソリン1リットル当たり7.0円が
単純に値上げされることになり、
離島では、さらに輸送費分が上乗せされる懸念もあるわけですが、
那覇市の中途半端なモノレール以外の
鉄道がない沖縄の交通手段は自動車しかないわけですから、
ガソリン課税額に対する特別措置法は、
また5年先送りに延期される可能性は相当高いはずです。

反対に、酒税軽減措置の5年延長問題は難航しています。

本土復帰に伴なう特別措置が35年間も継続されて、
泡盛市場もそれなりに拡大していることから、
政府内では延長不要論が出ているのです。

泡盛業界が、酒税軽減措置にあぐらをかいてきたことも
問題です。

自民党内に沖縄振興委員会という会があって、
ここでは、
「現行の軽減率での延長を党税制調査会に求める」
と、決議して、
かたち制度継続を求めてはいるものの、
この委員会の委員長はセクハラ大魔王の山崎拓氏ですし、
継続見送りをもくろむ内閣府と、
一応対立するように見せかけながら、
沖縄の腰抜け保守議員たちの面目のためだけに
「継続・延長」をパフォーマンスしているのでしょうから、
酒税軽減措置は来年で打ち切られるか、
段階を経ながら、
軽減率を下げてゆく方式をとられるものと思います。

沖縄の泡盛業界は、酒造所が46、組合が1ですから、
小さい市場の中にメーカーの数が多すぎることも問題なのです。

泡盛業界で純益を上げられるのは、
中堅規模以上の一部に限定されていることからしても、
酒税軽減措置の継続延長が出来ないとすると、
合併・廃業による沙汰が一気に進むことでしょう。

原油価格は最近下落傾向で、
来月のガソリン卸値は
前月比で数円引き下げになる可能性もあって、
エクソンモービルは9月15日から1リットル5円、
ジャパンエナジーは10月1日から同10円
値引きするキャンペーンを相次いで始めるようですから、
また、価格競争が激化して、
倒産・廃業・元売直営のセルフ化など拍車がかかることでしょう。

一般消費者は、勇気を持って、
「ここ、1リッターいくらexclamation&question
と聞いてから、
給油するかどうかを決めた方が良さそうです。

posted by RIUさん at 15:31| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄のガソリン価格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

最近のガソリン価格

リン1.jpg
今まで、沖縄で最も安いと信じていたスタンドは、
6月16日(金曜)に、1リッター118円でしたが、
同じ日に、那覇市の他のセルフ店で念のために入れてみると、
1リッター117円でした。
リン2.jpg

昨夜、宜野湾のセルフ店で入れてみると、
今度は1リッターが、なんと109円でした。
リン3.jpg

このすぐ近くにもセルフ店がありましたから、
おそらく同等の値段のはずです。

レギュラーで1リッター1円違うと、
満タン50リッターを入れても、
わずか50円の違いでしかないのですが、
1週間に1回、月に4回ガソリンを入れると、
月に200円の差(=年間2,400円の差)になります。

100円SHOPに行って、
毎月2個、
おまけでタダでくれるようなものですから、
「1円の差」は、
ガソリン価格が上がってくると、
見過ごせるものではありません。

石油元売り大手6社の
セルフ式ガソリンスタンド出店数を見ても、
昨年2005年末には全国で3,673店に達して、
ガソリンスタンド総数に占めるセルフ比率が
初めて10%を超えました。

セルフ店は、従来型スタンドに比べて、
人件費コストなどの抑制も見込めることで、
販売価格も安く設定できるので、
ガソリン販売量が平均で約3倍にもなるそうです。

製油所の稼働率を上げたい元売り各社も
系列店のセルフ化を後押ししているようです。

どうりで、沖縄でも
セルフ店をあちこちで見かけるようになりました。

ただスタンド間の競争はますます激化の方向にあり、
ガソリン価格は上がっても、
仕切り値上げ分を価格転嫁できないスタンド業者の
粗利益はむしろ減るという現象が起きていて、
コンビニなど、転廃業を真剣に考えているスタンド経営者も
増加しているようです。

 ガソリンスタンド業界は今後、
・ 元売りの系列支配下にある大型販売店
・ 固定客を対象に洗車や車検など油外収益で稼ぐ地域密着型
に2極化するとみられています。

今後、スタンド業界の淘汰は
一段と加速する公算が大きいようですが、
一般庶民は、1円でも安いスタンドを探しましょうexclamation
posted by RIUさん at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄のガソリン価格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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