2006年10月11日

「背負子(しょいこ)の核さんは、楢山節考」という大胆な仮説

北朝鮮は、7月5日のミサイル発射に続いて、
9日(月曜)も原爆のテストまで行ってしまいました。
正確には「らしい」です。

11日付けNYタイムズでは、
ペンタゴンおよび核技術専門家の話を総合して、
@ 爆発の規模が異様に小さかったこと
A 放射能反応が、まだ確認されていないこと
B 化学物質を使用しての偽装爆発の可能性も指摘されているが、
  ペンタゴン筋はスパイ衛星の事前の観察では
  核実験らしきものが一切報告されていない
ことから、
「偽装の可能性は殆どないとはいえ、否定はできない」
と報じていますからね。

それでも、北朝鮮は、
「核実験をして、完璧に成功した」
と発表していますから、
“発表”自体が「挑発行為」で、「来た・挑戦」なわけです。もうやだ〜(悲しい顔)


日本のマスコミは、
・ 国連安保理の動向
・ 中国・韓国の北への対応
・ 制裁の連携強化
・ 放射能漏れの影響
などを論議していますが、
「軍事面の危機が到来」
する危険性の視点で論じない平和ボケしたマスコミや、
楽観視する世相の方が心配です。

だいたい、放射能で汚染されたマツタケやアサリは、
経済制裁をしても、中国か韓国を経由して、
中国産・韓国産に化けて店頭に並びますから、
食べたい方は、心配いらないのです。

日米安保は、
「日本が米軍に金銭面も含めて全面的に協力・援助する」
という条約であって、
米軍が日本を守ることは有り得ないのですが、
どうも、最近はノー天気な人が多くて、
「米軍が、命賭けで、日本を守ってくれる」
と勘違いしているんですね。

米軍は、日本を“米軍の軍事要塞”としてしか
考えていないのです。

テポ丼兄さんは、核さんになりましたが、
テレビ報道の核さんの姿は、昔の元気が良い頃の映像で、
7月5日のミサイル発射の頃から、
さっぱり姿を現さなくなりました。

今回の核実験で「中国は激怒している」と伝えられていますが、
裏でどうつながっているのか分かりませんし、
「韓国の太陽政策と六カ国協議は失敗だった」
と、野党・ハンナラ党のジャンヌ・ダルクと救世主化されて、
次期大統領候補の筆頭に登場した朴槿恵(パク・クネ)の
北対策は厳しそうですし、
やたらコブシを振り上げようとする米国も、
実は満身創痍で“虚勢”を張っているだけですから、
国際情勢はなかなか読みづらいのですが、
ここで、北朝鮮が円満解決する1つの仮説を考えてみました。


社会主義は、
1989年にベルリンの壁が崩壊したときに、事実上終焉し、
中国、ベトナム、ソビエト連邦でも
開放経済、自由経済に移行しました。

核さんも今春、中国で
経済改革のメリットを学習させられているのに、
・ 北朝鮮も経済の開放化が絶対に必要だと思われるのに
  なぜ実行できないのか
・ それを助けてくれるはずの6カ国協議に、
  なぜ背を向けて、恐喝路線に出るのか

が、疑問になるわけです。

核さんが、
「すでに全権を把握していないのではないか」
と仮定すると、
何となく理解出来てきます。

核さんは、今や北朝鮮の外交では、
“ヒール(悪役)”に利用されているのかもしれません。

核さんは、経済改革をやる意思はあると思います。

「北朝鮮との国交樹立」という、
歴史に名を残したいとはやる小泉首相を迎え入れ、
異例にも拉致を認めたのは、
拉致被害者を何人か返せば賠償金(1兆円)が貰えて、
経済の立ち直りに役立つと、
カネ目当てで「日朝平壌宣言」を締結したのに、
日本側が、
「拉致被害者全員を返せ、でないと賠償金なんか出さないよ」
とゴネ出したので、
自国でプライドが高い核さんとしては、
要職に付いている拉致被害者なんか
とても帰国させられないのですから、物別れになり、
日本の資金導入に失敗したのですから、そうなると
6カ国協議にだって応じなければなりません。

北朝鮮は一枚岩ではなくて、実は軍部の権力が相当強く、
軍部が核さんの政策に強行に反対していることが考えられます。

一般に社会主義諸国では、共産党の支配が確立し、
軍は党の下にありますが、
北朝鮮の場合は特殊で、
核さん独自のイデオロギーや政治方式を総称した“先軍思想”で、
軍部の権限が強く、共産党の支配がすべてではないんですね。

6カ国協議が成功し、
北朝鮮に「経済自立への援助」を貰うためには、
ミサイル開発や核製造を放棄しなければなりませんから、
通常兵器が老朽化している軍部にとっては
耐えられないことなのです。

核さんの経済改革が成功して、経済復興の流れになれば、
経済官僚がのさばり、軍の存在意義が薄れ
軍の利権が縮小してしまうでしょう。

中国では、開放経済のメリットを、
「軍部に商売を認める」ということで軍の反対を押さえ、
それの弊害が出ると商売は禁じましたが、
軍事予算をばら撒き、成功しました。

常識外れの北朝鮮のミサイル連続発射や核実験は、軍部が
「6カ国協議を安易に進めるな。
 オレ達の権力を認めろ、オレ達の権限のもとで改革をやれ」

という自国内部闘争中とも考えられるのです。

経済制裁をやられても、最低必要量の食料他を
最優先で確保できる軍部は困らないのですが、
国民の生活は確実に圧迫されますから、
これらが大逆転でハッピーエンドになる方法は、
核さんに病気になってもらって“隠居”し、
後継者をバカ息子にするのではなく、
病の核さんは一族郎党を引き連れて海外に出てもらうことです。

そうなれば、軍部が全権を把握できますから、
「“自民党をぶっ壊す”と言って、日本を壊した小泉と同様に、
 金王朝は北朝鮮をぶっ壊した」

と、
過去の汚物はすべて核さんに背負って戴き、
新政権の正当性の理屈を並べ立てれば
「はい、一丁上がりexclamation
となるわけです。

新政権は、北朝鮮を支配下に置きたい中国に忠誠を誓うことで、
新政権の支持を約束してもらって、
韓国に負けない通常兵器の近代化もお願い出来ますし、
日本とは、拉致の犯人は
核さんに随行して逃げたということにして、
拉致被害者全員を帰国させれば、
経済復興のためのおカネだって日本から貰うことも出来るでしょう。

アメリカにはミサイルや核の廃棄を約束して援助を貰うと共に
アメリカの穀物、旅客機の取得、金融開放等を約束すれば
新政権は万々歳ですよね。


核さん一族を排除して軍事政権が樹立され、
国際的に新政権が認められれば、
めでたしめでたしになりそうなのです。

核さんは、持病の糖尿病が悪化で、
30センチ歩くたびに、激痛で一休みという、
もう自力で歩行困難、というウワサもありますから、
求心力も低下しているでしょうし、
近いうちに北朝鮮内部でクーデターが勃発して、
軍事政権が樹立されるのではないか、
と大胆な推測をしているのです。

野口五郎が、短足を隠すために上げ底靴を履いていたように、
核さんも10センチ以上の上げ底靴を永いこと履いて、
前のめりで歩いていたのですが、
昨年くらいから下り階段は、
手すりで支えながら恐るおそるゆっくり降りていました。

「短足だって、とっくにバレてんだから、
     無理して上げ底靴なんか履くなよ」

と見ていた核さんも、
クーデターで追放される運命にある確率は、
私は高いと思っています。

posted by RIUさん at 18:31| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 北朝鮮ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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