2006年10月04日

橋本聖子センセの仕事は、小づくりだけではなかった!〜その2

日本スケート連盟不正支出の件で、
警視庁捜査2課から事情聴取を受けていた
同連盟元会長の久永勝一郎(75歳)と
同連盟の元専務理事の松本充雄(69歳)、
東京都渋谷区のイベント会社役員の計3容疑者が、3日午後、
同連盟の資金を目的外支出し連盟に損害を与えたとして、
背任容疑で逮捕されました。

19人の役員のうち8人が理事を引責辞任する
異例の事態となった一連の不明朗会計問題は、
スケート界の「ドン」と呼ばれた久永元会長が逮捕されたことで、
ようやく実態解明へ向けて、大きく動き出しました。

捜査2課の調べでは、久永容疑者ら3人は、共謀して、
2002年3月に長野市で開かれた
第92回世界フィギュアスケート選手権大会で、
出場する選手や役員の宿泊の手配などを委託した
イベント会社側からスケート連盟に
580万円水増し請求させて、その差額分(580万円)を、
そっくりそのまま久永元会長に
現金でキックバックするという手口で裏金を簿外にプールし、
同連盟に損害を与えた疑いで逮捕しています。

世界フィギュアスケート選手権大会は、
国際スケート連盟(ISU)が主催する
フィギュアの世界最高峰の大会で、
開催地の長野県や長野市も補助金を出していました。

久永元会長は、同大会開催時を含む1998〜2002年には
国際スケート連盟(ISU)では
フィギュア担当の副会長も務めていました。

久永元会長による同様の目的外支出は、
1998〜2004年の会長在任時にたびたび繰り返され、
総額5000万円を超えるとみられていますから、
今回の容疑は氷山の一角であって、
実態解明はまだまだ始まったばかりなのです。

久永元会長はフィギュア選手出身で、
18年前の1988年カルガリー五輪では
日本のフィギュア監督を務めました。

6年間にわたって会長を務めた久永元会長は
2004年6月、大会経費の不正流用が
内部で問題化したため退任し、
同年10月には、同委員会の事務局も閉鎖しました。

トリノ五輪直後の今年3月、国際大会のずさんな運営で、
3億2000万円を超える赤字を抱えていた問題とともに、
不明朗な経費処理が一気に表面化し、
以降、明らかに刑事事件なはずなのに、
冬季スポーツ界も小さな村社会だということもあって、
膿みを出し切って信頼回復に努めようとする
リーダーシップを取れる人物が不在だったのです。

今回、背任で逮捕となった連盟の簿外資金は、
すでに表面化している不明朗な経費処理とは別で、
その存在が明らかになるのは、初めてのことでした。

“裏金”といわれる水増し請求分は、
国際大会の運営を担当する「国際事業委員会」の委員12人に、
精算の必要のない経費などの趣旨の
『通信・事務運営費』という名目の
“「特別手当」=口止め料”として、
1回数十万円〜百数十万円ずつ不定期に渡されていました。

久永元会長自身も100万円余りを手にし、
私的に使ったとされています。

『通信・事務運営費』の額は、
各委員が実際に使った経費の額などを確認しないまま、
「お前は、顔が気に入らないから、こんだけ」
「お前は、おだてがうまいから、こんだけ」
「面倒くさいから、はいこんだけ」
と、
同委員会の会長を兼任する久永元会長の
一存で決められていました。

同委員会の業務にほとんど携わっていないのに、
多額の手当を受け取っていた委員もいたとみられます。

このため警視庁では、『通信・事務運営費』が、
実際にどのように使われたかについても追及するようですから、
『通信・事務運営費』をスケート連盟に全額返済して
「オラ、関係ないョ」
と逃げ切ろうとした小ズルい元委員たちも、
じき警視庁に招集されることでしょう。

スケート連盟の新旧幹部は、
こぞって久永勝一郎元会長や松本充雄元専務理事に
責任を全てなすりつけて、
「あいつらが連盟を私物化した」
と大合唱ムードですが、
この新旧幹部メンバーの中に、まともな人間がいないから、
越前屋の暴走を許したのですから、
「全部、あいつらのしわざ」
というのは、お門違いで、
自分たち執行部の無能さを露呈しているようなものなのです。


久永元会長が会長に就任した直後、
自らが社長を務めていた健康用品販売会社の
事務所でもある東京都豊島区内の
城田憲子所有のマンションの一室に、
同委員会の事務所を移転し、
新たに職員2人を雇い入れて、
同委員会の事務にあたらせていました。

国際大会の誘致・運営や資金管理を
久永元会長が好き勝手に取り仕切り、
その利権にあやかりたい城田憲子が
久永元会長の肩を揉んだり、マッサージしたり、
山本一犬のような忠義ぶりを示し、
「あっ、肩に糸クズが…」
「ここ、凝ってますね」
とか言って、ゴマをすりつつ、
“女帝”を気取っていたんですね。

昨年絶好調の浅田真央ちゃんの五輪出場推薦を独断で阻止し、
絶不調の安藤美姫をトリノ五輪に送り込んで惨敗させたのだって、
スポンサーの利権がらみですし、
久永元会長とは一蓮托生の間柄なのですから、
城田だって、叩けばいくらでもホコリが出てくるはずです。
警視庁でも布団叩きで、ビシバシしばいてあげて下さい。


スケート連盟の元専務理事の松本充雄容疑者の自宅は、
長野県諏訪市大手町1丁目ですから、
“くまぇり”(諏訪市湖南町)に続いて、
またしても諏訪市は悪名高くなりそうです。

posted by RIUさん at 08:37| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄の?冬季スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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