2006年01月31日

ホームレスの社会経済学〜その4

12月11日 ホームレスの社会経済学〜その1
12月12日 ホームレスの社会経済学〜その2
12月18日 ホームレスの社会経済学〜その3

東京の山谷、大阪の釜が崎、横浜の寿町は日本の3大ドヤ街ですが、
今やホームレスは全国的に散在し、
全国の自治体から「厄介者」扱いされています。

昨日1月30日(月曜)朝、大阪市で、
市側がホームレスのテント強制撤去し、
市職員ともみ合いになるというバトルが展開されました。

大阪市というと、
・ グリコやかに道楽の看板
・ 阪神タイガースが優勝すると、汚い道頓堀川に飛び込むあの町
・ 税金をムダ遣いする自治体
・ ヤクザの町
・ 吉本興業のお笑いが選挙に出馬する町
として有名ですよね。

事の発端は、大阪市で、誰が期待しているのかわからない企画で、
・ 3月から大阪城公園で「全国都市緑化フェア」
・ 5月に靭公園で「世界バラ会議」
が開催される予定で、
大阪市は靭(うつぼ)公園(同市西区)と大阪城公園(中央区)で
違法に建てられたホームレスのテントを
昨年10月以降撤去を求めていたのですが、
これに関連して大阪市内の公園で野宿生活するホームレスの男性が
大阪市北区長を相手に
「公園を住所にした転居届の不受理処分取り消しを求めた訴訟(大阪地裁)」で、
1月27日に何と勝訴してしまったのでした。

これは、
「公園を住所と認めて住民登録が出来る」
とした画期的な判決なんです。

もちろん、敗訴した大阪市側は
「冗談は顔だけにしとけexclamationちっ(怒った顔)
とばかりに、昨日30日に大阪高裁に控訴しました。

昨日のバトルは、こういう経緯で焦りを感じた大阪市側が、
・ 「公園を住所と認めて住民登録が出来る」という判決には、
  「一時的な居所であって『生活の本拠』とは言いがたいし、
   判決でも“占有権”は認めていないので関係ない」、
   という大阪市側の自分勝手な判断
・ 「公園整備の妨げになっている」として、
   行政代執行法に基づいた、これまた大阪市側の勝手な都合の判断
によって、大阪市側がホームレスのテントの強制撤去を開始したのでした。

これに対し、ホームレスや支援団体など70人が
大阪市職員ともみ合いになるなど強く反発して、
ホームレス側1人が逮捕されてしまったんですね。

大阪市野宿生活者(ホームレス)の自立支援等に関する実施計画
(平成16年度〜平成20年度)−PDF資料


上記は、4年前の2002年(平成14年)8月7日に、
ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法(ホームレス支援法)
が公布され、
3年前の2003年(平成15年)7月に、厚生労働省による
ホームレスの自立の支援に関する基本方針(「基本方針」)
が明示されたことを受けて、
大阪市が嫌々作成した、
一見ホームレスを救済・支援するようなことが書かれた資料ですが、
実際には昨日のような「一方的排除」が根幹にあるのです。

これは、大阪市に限らず、全国どこの自治体でも同様で、
「ホームレス支援法」を制定した国にも言えることなのです。

要するに、「ホームレス支援法」の目的とは簡単に言えば、
・ ホームレスは「厄介者」という考え方で
・ 「支援」という名目で、「強制収容・隔離」
・ 一定期間「支援」するフリをして、時間切れで「排除」する
ことにあるのは明らかです。


自治体の「偏見」
「ホームレス」というと、
一般に「汚い」「臭い」「怖い」「怠け者」「不審者」という
イメージを持っている人も多いでしょう。

彼らは好き好んで“公園デビュー”したのではなく、
出口の見えない経済停滞の中で倒産に追い込まれたり、
解雇・リストラなどで生活の糧を失い、一家離散した人もいますし、
病気などで家賃が払えず、やむなく路上生活に追い込まれたり、
様々な理由がある「弱者」なのです。

「構造改革なくして景気回復なし」は小泉将軍様のキャッチフレーズですが、
彼が構造改革を推進するにあたって、
「地方と弱者の切り捨て」が浮き彫りにされてきました。

東京から最も遠い地方・沖縄にとっては、
普天間基地の移設も含めて“改悪”となっています。

自殺者は5年連続で「3万人」を超えていて、
その動機は「生活苦」が最も多いのです。

自殺にまでは至らなかったものの、生活基盤を失い、
「ホームレス」になる人が増えているということでしょう。

自治体からすると、
・ 住民税は払わない
・ 国民健康保険料も払わない
・ 野良イヌのように徘徊し
・ 「不審者」として、いつ事件を起こすかもわからない
という、完全な“厄介者”なんですよね。

自治体で働く地方公務員の給料は税金なのですが、彼らは
「出来ない理由」や「“ムダ遣い”がいかに正当性があるか」を
述べさせると一流なのですが、たまには
・ 「使いきり予算制」を止める動きをするとか
・ 公共事業の談合を認知しているとか
・ ムダな使いみちを見直すとか
を考えてもらえれば、社会環境がもう少し良くなるのに、
「予算がない」ことはないと思うのですが。

次回、「ホームレス支援の法律」と「支援法の問題点」を書いて、
このシリーズはひとまず終了にしようと思います。

posted by RIUさん at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ホームレスの社会経済学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月30日

沖縄といえば「泡盛」〜その8「原料の産地を表示してほしい」

10月31日 沖縄といえば「泡盛」〜その1「明日は本格焼酎の日」
11月 1日 沖縄といえば「泡盛」〜その2「焼酎の市場」
11月 2日 沖縄といえば「泡盛」〜その3「焼酎の“位置”」
12月29日 沖縄といえば「泡盛」〜その4「泡盛がブレイクしない理由」
12月30日 沖縄といえば「泡盛」〜その5
              「焼酎の甲類は工業製品で、乙類が本格焼酎」
1月6日 沖縄といえば「泡盛」〜その6
         「焼酎甲類は昔は貧乏人のシンボル的お酒だった」
1月7日 沖縄といえば「泡盛」〜その7「“いいちこ”への思い」

芋焼酎「海童」のメーカー、
鹿児島県の濱田酒造(浜田雄一郎社長、いちき串木野市湊町)の
焼酎工場から出火、
木造平屋建ての同工場1棟約830平方メートルを全焼し、
隣接の工場1棟の屋根裏部分を延焼する、
という事故が1月28日(土曜日)午後7時半ごろにありました。

同社は鹿児島県内では「さつま白波」の薩摩酒造に次いで
出荷量第2位の焼酎メーカー
で、
いちき串木野市西薩町に主工場があるのですが、大きな痛手です。

火災保険は全焼には甘いですから、実損は多くないかもしれませんね。

芋焼酎といえば、焼酎ブームの立役者です。

芋焼酎の原料は「さつま芋(コガネセンガン)+米+水+麹菌」
常圧蒸留の焼酎乙類は原料の風味がストレートに出るので、
どれだけ質の良い芋を使うかが、うまさの決め手になります。

「当たり前」と言えば「当たり前」なのですが、
その質の良い芋を、
しかも焼酎ブームで芋焼酎メーカー各社が増産の中で、
大量に確保するのは意外と大変な問題
なのです。

昨年も「芋焼酎の原料が不足」という見出しのニュース
何度も出ましたから、ご記憶の方も多いと思います。

米や麦のような穀類は比較的簡単に長期保存が出来ますから、
遠く離れた地域からでも原料を調達することが可能ですが、
芋は腐りやすいので大量に調達するのが難しいのです。

秋口に収穫した芋は、12月中旬に入ると「霜枯れ」といって腐ってきます。

「霜枯れ」対策のための貯蔵庫や冷蔵庫での保管は、
大きな経費がかかるので、
ほとんどの中小蔵は、新鮮な芋が入手可能な
8月下旬〜12月中旬までしか芋焼酎造りを行っていないのが現状なのです。

芋焼酎が九州、それも鹿児島や宮崎県南部でしか飲まれてこなかったのは、
単に「臭いがきついから」というだけではなく、
造る期間が限定されるために少量しか造れないことが
主因であったと思われます。

芋焼酎の知名度が徐々に上がり、
社会的に認知されるようになって需要が増えてくると、
一年中造れるようにと、芋を中国から輸入する蔵が激増しています。

中国からは船で輸送するので、生の芋は腐ってしまいますから、
収穫した芋を現地で蒸し、冷凍して日本に輸送している
のです。

どんなに冷凍技術や酒造りの技術が発達しても、
旬の露地野菜と中国の冷凍野菜では差があります。

“こだわり”がある蔵は、かたくなに地元産の芋を使うのですが、
焼酎乙種にも原料の産地表示をする義務がないので、
芋焼酎の各社のラベルを見ただけでは
その違いが全く分からないので困ってしまうのです。

原料の風味がストレートに出る常圧蒸留の焼酎乙類ということを考えると、
芋の産地を堂々と表示してほしいものです。

そんな中で、鹿児島県産のさつま芋を使い、
製造から製品化まで全てを奄美地区を除く県内で行った芋焼酎について、
「薩摩焼酎」と表示できるようになりました。


国税庁が地理的表示制度の保護対象に「薩摩」を指定したためですが、
この機会に他の地域でも「国産芋の表示」だけでもしてほしいものです。

沖縄の泡盛の原料は「タイ米+水+黒麹菌」ですが、
沖縄からすると泡盛の原料はタイ米とみんな知っているので、
別に消費者を欺いているのではないのですが、
芋焼酎の原料にイチャモンを付けるなら、
泡盛の原料も「タイ米」と表示するべきなのかもしれませんね。もうやだ〜(悲しい顔)


posted by RIUさん at 18:17| Comment(0) | TrackBack(3) | 沖縄といえば泡盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月29日

大阪国際女子マラソンを見てしまいました…

ヌデレバとシモンは、招待金だけが目的だったとは…
ガッカリですね。

ヌデレバは来年の大阪世界選手権(世界陸上)の
“下見”のためと、練習がてら600万円の招待金を
目当てにやってきたのですから、
バカにされたもんです。

前日は、好調をアピールして
「野口の大会記録を破る」
と豪語しておきながら、
低調な記録に終わった理由は
「寒さ」のせいだとほざいてましたね。

全くの練習不足で、ただ1周回っただけなんですよ。

出場選手のレベルが低かったから勝てただけなんです。
多くの人が「怒涛の追い込み」と評価していますが、
世界2位の実力の片鱗は最後まで見せてないですよ。

私はスタート直後に、
「ヌデレバは明らかに練習不足で、練習として参加した」
のが分かりました。

出場メンバーの割には前半のペースが速かったので、
ヌデレバは一時300m近く先頭から話されましたが、
トップグループはオーバーペースから後半失速し、
スタミナ抜群のヌデレバに逆転されるのは目に見えていました。

千葉真子や弘山晴美クラスが出場していたら、
明らかにヌデレバは大差負けしていたはずです。

千葉・引山あたりなら、序盤のハイペースのまま、
行けるはずですからね。

積極的なレースで2位に粘った小幡佳代子(アコム)が
2時間25分52秒で走ったのは立派でしたが、
彼女はスタミナ型なので、まぁこんなもんです。

シモンは久々に見ましたが、ブヨブヨで別人のようでしたね。

あの体型を見たら、とても上位は狙えません。

シドニー五輪の時はカモシカのように細かったので、
すっかり老け込んでオバさんランナーのようでした。

ヌデレバはいくら練習不足と言えども、
一時の強さは失せたように感じました。

ヌデレバの戦績は物凄いのですが、
ここ数年は速い記録も出なくなっていますし、
とにかく「賞金レースの鬼」で「賞金稼ぎ」なのです。
以前の高速レースが出来たときは、
序盤から行けていましたが、
今はムリをしなくなりました、と言うより
「ムリが出来なくなった」から
序盤のペースが速いとムリをせず後方で待機し、
抜群のスタミナに任せて後半追い込む作戦を
多用するようになっているのです。

今日の収穫は
「ヌデレバは来年の大阪世界選手権や北京五輪では怖くない」
「シモンは、もはや敵ではない」
ということくらいでしょうか。

現在の女子マラソンはラドクリフだけが別格で、
2番手以下は日本人を中心に混沌としているようです。

高橋尚子はラドクリフにはかないませんが、
他にはまだまだ十分勝てる要素があります。


2006年01月28日

明日の大阪国際女子マラソンは見ごたえはない!

明日29日(日曜)に大阪国際女子マラソンが行われます。

招待選手を見渡すと、これがまたガッカリのメンバー構成です。

日本人選手は二流ばかりですから、
昨年11月20日に東京国際女子マラソンで七分の力で復活した
高橋尚子の優勝記録2時間24分39秒には遠く及ばず、
日本人選手は2時間26分台以降でゴールする低調なものになると思われます。

少ない見どころと言えば、
・ キャサリン・ヌデレバが日本でのフルマラソン初登場で
  実力的に優勝するはずですが、
  好調をアピールしているヌデレバは
  過去海外の高額賞金レースを転戦してきた経緯からみて、
  ここは“調整”として登場する可能性もあり、
  とても絶好調に仕上げていないと思われるので、
  2時間22分程度でゴールするのではないかと予想しています。

・ リディア・シモンが出産後の初レース、アテネ五輪では
  体調が悪かったようで途中棄権しましたが、
  昨年1月7日の宮崎女子ロードレース(ハーフマラソン)では、
  弘山晴美(資生堂)を押さえて優勝していますから、
  ヌデレバとの一騎打ちになるものと思います。

・ シモンは勝負強いですが、ヌデレバより格的に落ちるので、
  ヌデレバに競い負けして2位でゴールする可能性が高いものと思います。
  どっちにしても、今回の日本人選手のレベルが低すぎるので、
  1位・2位はヌデレバとシモンで当確です。
  春の天皇賞でのディープインパクトより確実でしょう。

・ アテネ五輪では野口みずきが金メダルでヌデレバが銀メダルでしたから、
  ヌデレバの走りを見れば、
  それより強い野口の今後の予想も自ずとついてきます。

・ シモンもシドニーでは高橋尚子とデッドヒートの末、銀メダルですから、
  シモンを見れば、高橋尚子も見えてくるのです。
  高橋尚子の現時点の実力はシモンと同じくらいのはずです。

・ 日本人の招待選手の中では、
  マラソン初挑戦の阿蘇品照美(京セラ)の
  昨年の全日本ハーフで出した記録が、
  昨年の宮崎女子ロードを制したシモンと同等(4秒差)なので、
  距離を意識せず積極果敢にシモンに喰らい付ければ
  3位に入るかもしれません。

・ 同じく招待選手での初マラソン奥永美香(九州電工)も、
  伸び盛りの選手で、年齢が阿蘇品と同じなので、
  積極的なレースが出来れば上位に入れるかもしれません。

・ その他の招待選手のレベルは、
  シモンが宮崎女子ロードレースで競い落とした
  弘山晴美(資生堂)を基準として考えると、
  明らかに実力レベルが低いし、
  積極的な展開をしない選手ばかりなので、期待薄です。

そんな見どころのない大阪国際女子マラソンより、
高橋尚子が2年後の北京五輪に出場できるのかどうかの方が気がかりです。

高橋尚子は4月に海外のマラソンレース出場を視野に入れて調整中でしたが、
今週23日(月曜)に1周46kmの伊豆大島合宿に出発しました。
と言っても6日間の短期合宿ですが。

来月2月には恒例の徳之島合宿も予定しているようです。

冬場でもあり、
ゆったりした長い走り込みやウェイトトレーニング、
PNF(固有受容性神経促進法)も採り入れた
基礎練習を計画しているようです。

高橋は、2001年のベルリンマラソンで当時世界記録を樹立して以降、
小出監督の下で練習過多で脚の故障を繰り返しているので、
「チームQ」ではそんなことはしないと思うのですが…


北京五輪代表までを逆算して考える
女子マラソンの出場枠は3人です。

日本の女子マラソンのレベルは、ラドクリフを別格とすると、
最高ランクに位置するほど高いので、
代表枠「3」に入ることがまず大変なことなのです。

野口みずきだって、安泰ではないのです。

野口は大リーグギブスで補強した星飛雄のように、
あの小柄な体型をムリして身体作りをしていますから、
意外とピークは短いと思うのです。

私は遺恨を残さないためには、米国式に
1回の選考レースで雌雄を決するべきだという考えです。

スケジュールから考えると、
来年2007年9月2日の大阪世界選手権で
日本人トップでメダルを獲得すれば北京五輪代表に決定しますから、
高橋や野口はこの方法を目指すはずです。

この大阪世界選手権代表を選考するレースや選考基準は、
日本陸連はまだ決定していないのですが、
今までの流れでは東京、大阪、名古屋の3大会の成績上位者から
選出されています。

大阪世界選手権の代表枠「5」のうち1つは、
今年12月のドーハ・アジア大会(カタール)で優勝すれば
大阪世界選手権代表に決定することになっています。

残りの枠「4」は、
・ 今年の11月19日(日曜)の
  東京国際女子マラソン(昨年高橋尚子が復活したレース)
・ 来年1月28日(日曜)の大阪国際女子マラソン
・ 来年3月11日(日曜)の名古屋国際女子マラソン
で2時間26分を切って日本人トップになれば決定するはずです。

上記3大会の他、
今年の8月27日(日曜)の北海道マラソンの上位者も
選考対象になるはずですが、
自動的に決定とはならず、来年3月の理事会で協議されることになります。

「理事会での協議」という密室の会議は、
・ 日本陸連の沢木啓祐強化委員長が強権を持っていること
・ 高橋尚子が沢木に嫌われていること
・ スポンサー会社や国会議員の意見も反映される
で、高橋尚子は前回のアテネ五輪での代表選考の二の舞、
「理事会での協議」に持ち越してはいけないのです。

理事に嫌われている高橋は、疑惑の会議の前に、
スパッと選考レースで勝ち上がり、選考基準を突破する以外にないのです。

高橋尚子は1998年バンコク・アジア大会や
2000年シドニー五輪で暑さに強いことは実証済みなので、
来年9月2日の大阪世界選手権に出場できれば、
北京五輪への代表はかなり近いと思われます。

高橋尚子が日本人枠を争うライバルは、
・ 野口みずき(27歳、シスメックス)  2時間19分12秒
・ 渋井陽子 (26歳、三井住友海上)  2時間19分41秒
・ 千葉真子 (30歳、豊田自動織機)  2時間21分45秒
・ 坂本直子 (天満屋)         2時間21分51秒
・ 大南博美 (29歳、トヨタ車体)   2時間23分26秒
・ 原裕美子 (23歳、京セラ)     2時間24分19秒
・ 大島めぐみ(しまむら)        2時間24分25秒
上記7名の実質的なライバルは、
野口・渋井・千葉・原あたりでしょう。

となると、高橋尚子の大阪世界選手権の5枠は大丈夫そうですね。

上記の選手と、高橋尚子が嫌っている日本陸連の
・ 沢木啓祐強化委員長
・ 増田明美理事
・ 山下佐知子理事
が“ライバル”ということになるのです。

2006年01月27日

東証回復で、またゴキブリのように出てくるカリスマバイヤーたち

ライブドアショックで大混乱の最中、クモの子を散らすように
マスメディアから逃げ出したカリスマバイヤーたちが、
東証が回復してきたことで、
何事もなかったかのように舞い戻って来ます。

本当に彼らがカリスマなら、
ライブドアショックのときに堂々と自分の理論を披露すべきでしょう。

それが、豚エモンショックで大混乱になった途端に、
逃げ出すところをみると、
「自身のことで精一杯」ということになりますね。

素人が株や先物取引に手を出すと、
まずほとんどの人が失敗するのは今始まったことではありません。

プロとアマチュアの差
ゴルフや将棋、囲碁などは全国的に愛好家が多く、
ときには凄腕と言われる人がいますが、
それが彼らのメインの仕事ではありません。

それで生活しているプロはどのくらいいるのでしょうかexclamation&question
ほんの一握りしかいないはずです。

株や商品先物、競馬など、
プロとアマチュアの差は歴然だと思うのです。

長くやればやるほど、大きな変動期ほど、
その差ははっきりしてしまうのです。

一本調子で上がり相場のときは、
思い切った相場を張れる人なら、
誰でも大きな収益があったでしょうが、
ひとたび混乱相場になると、
読みきれる人がどれだけいるでしょうかexclamation&question

大手商社の情報量は膨大で、
世界中の経済・為替・政局・天候などの中身の濃い情報が集まっています。

そうした上での戦略や戦術でも誤るものなのです。

今回のライブドア関連の株でも、
素人筋が大きな損益を出したものと思います。

東証が落ち着きを取り戻してきたことで、
またぞろ出てくるカリスマバイヤーたちが何を言うのか、
注目しているのです。

こういうのは、TV局で公開予想コンテストを開いて、
一定期間にどれだけ収益を上げられたのか、
OPENにしたら良いと思うのです。

失敗した人にはイエローカード、
2度失敗したらレッドカードで追放したら良いと思うのですが
どうでしょうかexclamation&question

今日は疲れているところに島酒を飲んで、頭が回りません。もうやだ〜(悲しい顔)


posted by RIUさん at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会ネタ’豚エモン関連) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月25日

ライブドア関連ニュースが楽しみな毎日

堀江容疑メ.gif
落ち目の人間を袋叩きにするのは簡単なので、
ホリエモンネタは控えるようにしたいのですが、
ライブドアのバカ騒ぎ忘年会と急転直下のギャップが
あまりにも激しいことや、
kobaryu氏が歌った「大きな古時計」の替え歌の
「大きなのっぽのライブドア」
が頭から離れないので、
少しだけ気にかかるところを書いておきます。

TIME誌.jpg
「堀江社長は何も知らない」と逮捕前まではカッコ良く
堀江をかばっていたはずのbQ宮内が、
逮捕されると変身してベラベラと舌が3枚くらいあるように
積極的に喋り出して、
ホリエモンはますます窮地に陥ってしまいましたが、
小菅拘置所に入ったホリエモンの最初の言葉が
「株価は見れないんですかexclamation&question」というのも寂しいですね。

拘置所では1日に15分だけ新聞が読めるから、
前日の株価だけは分かるから大丈夫でしょう。


キーマンの自殺は、本当は他殺
・ 両手首、首の両側、腹を真一文字に切ったうえで、
火災報知機のボタンを押した
ようですが、
1人でそんなこと全部できますかexclamation&question

・ ホリエモンが、キーマンの自殺報道を聞いて「マジかよexclamation」と仰天し、
以降任意事情聴取(〜逮捕)まで六本木ヒルズ38階の
ライブドア本社会議室に「命を狙われている」と
閉じこもったのはなぜでしょうかexclamation&question

・ 東京地検特捜部が動くというのは大事件であって
今回の容疑だけであれば特捜部でなくても良かったのです。
となると、今回の容疑は別件で、その背後を狙っていることになりますね。

粉飾会計.jpg
ホリエモンの刑期予想
証券取引法違反の罰則(最大)は
「5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金」

ですが、現在の容疑だけでこんなにありますから、
・ 風説の流布等
・ 粉飾決算
・ 有価証券報告書に虚偽記載
・ 有印私文書偽造
・ 詐欺罪
併合罪になると、刑罰が最大で1.5倍になって
「5年以下」=「7年6月以下」にアップしてしまいます。

当然、併合罪になるはずですから、
少なくとも求刑は10年以上の重罪でしょう。

ホリエモンは首謀者なので、
宮内たちの1.5倍くらいの実刑になると思われます。

孫悟空の猪八戒状態だった豚エモンも、
長い規則正しい生活で出所するときには
見違えるようなスマートに変身しているかもしれませんね。

だいたい、「気をつけ」の姿勢で爪先が見えなかったら、
もう“デブ”なんですよexclamation


ライブドアとオウムの奇妙な類似点.bmp
ホリエモンとオウム麻原を対比させると、
・ 堀江は否認+署名拒否
・ 麻原は黙秘+裁判長期化戦術
・ 堀江と麻原は共に高級“メロン”が大好物
  (「メロン好き」は一般庶民の出身だという証拠!)
と類似点があることで、共通点を挙げようと思ったら、
画像のようにもう着手した人がいたのです。
素早いし、鋭いですね。


「ホリエモンの錬金術」という、
昨年8月頃に「ライブドアが粉飾決算をしている」と見抜いた記事
があって、
内容もなかなか鋭いので、
“旬”のライブドア関連で情報通になりたい人は
是非お時間のある時にご覧下さい。


ライブドアの忘年会で歌われた「大きな古時計」の替え歌
大きなのっぽのライブドア」だけでなく、
現在大問題になっているマンションの強度偽造問題を風刺した内容の
「大嘘つきな古狸」というのも発見しましたexclamation

入居者の方には申し訳ありませんが、これもなかなかイケますよ。
歌詞の一部は次の通りです。
興味のある方は、こちらをどうぞexclamation

るんるんおおきな態度の古狸 小嶋(おじま)さんと 姉歯
百年 もつとうそぶいてた ご自慢のコンビさ
小嶋さんの 指示で姉歯が 偽装した図面さ
いまは もう後がない オジャマモン
土日も 休まずに
築 宅 築 宅 小嶋さんと いっしょに
築 宅 築 宅 いまは もう後がない オジャマモンるんるん

posted by RIUさん at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会ネタ’豚エモン関連) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

“琉球犬”の第一人者がついにブログを立ち上げました!

下記のブログの作成にボランティア協力をすることになりましたので、
もしご興味がありましたら
お時間のあるときにご覧戴ければ嬉しいです。

言いたい放題のこのブログと違って、
・ 沖縄県動物愛護センターの元所長
・ 琉球犬保存会の元会長
・ 獣医
としての立派な経歴があり、
みのもんたの動物奇想天外にもTV出演されたことがある
“琉球犬”の第一人者ですから、話の重みが違います。
きっと、参考になるお話が登場してくるはずですよ。

タイトル  生きた文化遺産“琉球犬”ブログ
URL   http://okinawa-dog.seesaa.net/
posted by RIUさん at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | RIUさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月22日

全国都道府県対抗男子駅伝大会で、沖縄チームは予想通り惨敗しましたが、思わぬ勘違いが発覚しました!

全国都道府県対抗男子駅伝大会が広島で行われました。

沖縄県チームにとっては、
上位は“別世界”なので関係ありませんから、
総合42位までは省略します。

私は沖縄県チームが46位か47位でゴールインすると予想していましたが、
これは大当たりでした。
インチキ占い師・細木大先生より当たるかも。

31位 北海道  2時間25分20秒

43位 青森県  2時間27分45秒
44位 鳥取県  2時間27分54秒
45位 和歌山県 2時間28分01秒
46位 沖縄県  2時間28分12秒
47位 山梨県  2時間28分28秒

46位の沖縄県チームの11秒前には
和歌山県チームがゴールインしています。

11秒差=約60メートルですから、
「もちっと頑張れば…」と思いたいところですが、
最終区間を引き継ぐときの下位3チームは、
デッドヒートを繰り広げていて、
45位 山梨県 
46位 沖縄県 (1秒差)
47位 和歌山県(19秒差=約95メートル)
でしたから、和歌山県チームがアンカーで2人抜いたんですね。

沖縄県チームも、和歌山に抜かれながらも、
山梨を交わして、なんとか46位でゴールインしたのでした。


スタートの第1区間では北海道39位、
沖縄43位で12秒差=約65メートルでしかなかったのですが、
第2区間以降、北海道は徐々に上がってゆき、沖縄は下位で低迷しました。

北海道チームの底力は、本当に凄いです。

大雪で練習が思うようにできないチームが沖縄より上位に入るのは、
一生懸命走る選手が悪いのではなく、
課題を克服できない指導方法を執る指導者にその責任があるのです。

沖縄の指導者は、猛省をしないといけません。


なお、大きな勘違いがありました。

全国都道府県対抗男子駅伝は、7区間48kmでした。

42.195kmと錯覚していたので、
「野口みずきや高橋尚子の個人マラソン記録より遅い」
と思いこんでいたのです。

長野県チームが3連覇してゴールに入るところをTVで観たのですが、
佐久長聖高校から東海大学に進学した
日本の若きエース佐藤悠基が走っていて、
優勝タイムが2時間21分11秒(=野口みづきの日本記録より遅い)
だったことで、
初めて「おかしいな」と気づいたお粗末さでした。もうやだ〜(悲しい顔)

ちゃんと、確認しないとダメですね。もうやだ〜(悲しい顔)



2006年01月21日

宮里藍は早急に「チーム藍」を結成し、米国に定住するべきだ!

プロデビューした2004年の初戦「ダイキンオーキッドレディス」で
華々しく勝ち上がり、
一気にスターダムに上がった藍ちゃんは、
小さな身体で懸命に頑張り続けています。

現在、夜中にTV中継されているように、
南アフリカのゲーリー・プレーヤーCCで行われている
第2回女子ワールドカップ(W杯)に
横峯さくらとペアを組んで出場しています。

第1日は「最下位」と残念な結果になりましたが、
私はこうなることを予期していました。

12月16日の記事
「宮里藍を“客寄せパンダ”にするな!」にも書いたのですが、
沖縄だけでなく、日本の至宝でもある「藍ちゃん」には、
しっかり管理・サポートできるスタッフが絶対に必要なのです。

藍ちゃんのしっかりした言動や態度からみても、
藍ちゃんの父は、単にゴルフだけでなく、
“しつけ”においても正しく教育したことが伺い知れるのですが、
藍ちゃんが成人したことで、
そろそろ乳(父)離れをしてほしいと思うのです。

藍ちゃんの父は、日本プロゴルフ協会に認定されていない
“自称”レッスンプロですが、
藍ちゃん兄弟を3人ともプロにさせた腕前は確かです。

でも、世界を相手にするには、世界で通用するスイングを
習う必要性があると思うのです。

私が今回のW杯で危惧していたのは、
藍ちゃんの南アフリカ入りが予定より2日遅れたことにあります。

ラウンドは本番前日のプロアマ戦だけで、
コースでの実地練習の不足が、
そのままスコアに表れてしまったのです。

横峯さくらといくら仲が良くても、
一緒に練習ラウンドや入念な打ち合わせもままならない状態では、
昨年より強敵揃いの今回のW杯では
とても勝ち目は望めない、というのが私の予想でした。

強い横綱・朝青龍だって、
練習不足のお陰で13日目までに3敗するのですから。

今季から米女子ツアーにフル参戦するために
「米国のビザ取得」が当然必要なのですが、
この申請が遅れたことがそもそもの原因でした。

こういう“ポカ”が多いのも、藍ちゃんパパの特徴です。

ゴルフやしつけを教えるのは一流でも、
マネージャーとしては三流以下なのです。

昨秋、米女子ツアー最終予選会を控えたシーズン終盤のスケジュールが、
藍ちゃんの意思と無関係に“殺人的”だったのも、
藍ちゃんパパが勝手にオファーを受けていたことが原因です。

藍ちゃんがプロデビューした2004年でも、
全米女子プロゴルフに出場できたのに、
藍ちゃんパパが登録期限に手続きをしなかったために、
出場機会を失っていますし、
終盤の「ミズノクラシック」では
サブグリーンから打って2打罰を科せられたことも、
パパさんが事前にローカルルールを確認しなかったことが原因です
(ルールを統括できないJGAが一番悪いのですが)。

高橋尚子が小出義男監督から離れ、
最小専門スタッフからなる「チームQ」を結成し、
華々しく復活したのは記憶に新しいところです。

実力と人気を兼ね備えた藍ちゃんですから、
背後霊のようにしつこく寄ってたかって、
金儲けと対面や面子(めんつ)に利用するセコい連中を整理する役目も
藍ちゃんパパでは絶対に無理なのです。

高橋尚子を見習って、
マネージャー・広報・栄養士・スイング指導のプロ等
専門のプロ集団からなる「チーム藍」を結成し、
藍ちゃんは米ツアーに集中できるようにした方が良いと思います。

沖縄人にとって、
地元のしがらみを絶つなんて芸当は、
当人たちでは不可能なことなのです。


藍ちゃんの足を引っ張るのは、
驚くことに女子プロ協会も一役買っています。

昨年12月12日の日本女子プロゴルフ協会(LPGA)新人セミナーに
藍ちゃんも出席させられました。

このセミナーの出席対象者は、
2004年・2005年にプロテストに合格した44人でした。

社会人としてのマナーやLPGAの歴史などを講習するものですが、
この前週には、藍ちゃんは米国でも新人研修会を受けたばかりでした。

藍ちゃんは国内ツアーで通算12勝もしていて、
人気・実力とも女子プロ界の第一人者で最大の功労者なのに、
“新人”扱いするのは、
協会が藍ちゃん不在でギャラリー動員数や
TV視聴率の落ち込みによるスポンサーの不機嫌を気にしているからで、
新人セミナーに強制参加させて
「日本のツアーにも積極的に参加するべきだ」
と牽制しているのです。

協会の規約には、シード選手が海外に長期遠征する場合として、
こんなのがあります。
・ 「国内の総試合数マイナス3×20%」の出場義務
  人気選手を引き留めるための規定で、
  違反すると100万円の罰金になります。
  かつて、福島晃子が罰金を払わされています。

スポンサーの顔色を伺い、
なんとか人気選手を国内試合に出させてご機嫌を取ろうという
セコい魂胆がその裏側にあるわけですね。

今年の国内試合数は昨年比+3の36試合です。

ということは、米ツアー参戦の藍ちゃんは、
国内7試合への出場が義務付けられることになっています。

おまけに、ディフェンディングチャンピオンは、
翌年の出場が義務付けられていますから、
昨年6勝もしている藍ちゃんは
米国と日本を行ったり来たりで苦渋の選択を強いられることにもなります。

スポンサーが逃げ出し、試合数が減り、
青息吐息で窒息寸前だった女子ゴルフは、
2年前から視聴率が上がり、ギャラリー入場者数が飛躍的に増え、
試合数・賞金額が大幅アップし、
プロを目指す女子や子供が増えたのは、
一体誰のお陰か、協会は考えたことがあるのでしょうかexclamation&question

本来なら、藍ちゃんには足を向けて寝られない立場にあるはずなのに。

藍ちゃんが3年前にアマチュアでプロツアーに優勝した時は、
女子プロテストに合格しなくても、
ツアーに出場できる特別規約を協会は追加したのでしたね。

都合の良い時は特例をつくり、
今度はその厳しい規約で縛りつけようとしています。

新しい“特約”をつくれば良いだけなのに。

「日本ゴルフ界の至宝」を大切に育てようという意識どころか、
寄ってたかって潰そうとしているしか思えません。

こうなったら、
乳(父)離れして優秀な専門スタッフで固めた「チーム藍」を結成し、
米国に居を移し、米ツアーに専念して(=日本のシード権は放棄)、
藍ちゃんの一方的都合で帰国するときに、
日本の試合にはスポンサー推薦で出場することにすれば良いと思うのです。


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2006年01月20日

怪しい看板!

物騒な世の中になってから、こんな看板が目立つようになりました。
怪しい看板2.jpg

怪しい看板1.jpg
特に小中学校の通学路辺りで目につきますね。

でも、「怪しい人」って、どういう人なのでしょうかexclamation&question

見るからに怪しい人って、本当に悪者なのでしょうかexclamation&question

一種の“魔女狩り”のような気もしますね。

怪しい人1.bmp
こんなヤツが歩いていたら「怪しい」でしょうけど。

怪しい人?.jpg
私も、看板を撮影中「不審」がられていました。

危ない、危ない…
posted by RIUさん at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄のヘンな看板 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月19日

さすらいのギャンブラーだった“ホリエモン”

絶好調の頃.jpg
実社会とTVゲームを錯覚・混同していた“ホリエモン”に
東京地検特捜部が思わぬ強制捜査に入り、
ライブドア関連株が投売りされたり、
東証のシステムに問題が発生したり、
大混乱に陥っています。


ホリエモンについて
1.側近の謎の“自殺”
  ライブドアの前身の「オン・ザ・エッヂ」時代から
  ホリエモンの側近で、マザーズ上場の際に貢献し、
  現在はエイチ・エス証券の副社長・野口英昭(38歳)が、
  なんと那覇市のカプセルホテルで自殺?しました。

  自殺も驚きですが、
  沖縄にもカプセルホテルなんていうハイカラなものが
  あったなんてことも驚きでした。

  今回の事件でも、ライブドアの企業買収に関与していたとして
  地検特捜部から家宅捜索を受け、
  自殺した当日(昨日)には
  任意の事情聴取を受ける予定だったんですね。

  ホントに自殺なんでしょうかexclamation&question

  世間を震撼中の耐震偽装問題でも
  森田設計事務所の森田信秀社長が早々と“自殺”したのだって、
  絶対おかしいですよねexclamation

  大きな事件になると決まってキーマンが“自殺”しますが、
  サスペンスでは、それを暴くのが警察や検察だと思うのですが、
  県警や那覇警察の能力を考えると「自殺」で決定でしょう。

2.愛人・西村美保との破局
  2004年7月に発覚した愛人・西村美保とは
  昨秋には破局していたことが報道されました。

  西村美保.jpg
  西村が「結婚をしつこく迫った」ことが主因です。

  ホリエモンは西村がやりたいと言う宝石デザイナーとか、
  いろいろなものに金を出したのですが、
  彼女に肝心の“センス”がないため、
  何をやってもパッとしなかったんですね。

  愛人の身分のままでいれば、まだ関係は続いていたはずですが、
  東京地検の強制捜査を受けた今からすると、
  西村も別れて良かったのかもしれません。

  ヒルズ族の別の成金をめっけて乗り換えたのかもしれませんね。

  捜査当局も、
  もしかしたら西村から任意で事情を聞くかもしれませんが、
  彼女は何も知るわけがないでしょう。

  西村は「ホリエモンに捨てられた女」から
  「ホリエモンから逃げ出した女」として
  アピールする絶好のチャンスが巡ってきたようです。

  “旬”である今、TVに登場しなかったら、
  もうチャンスはないのではexclamation&question

  合コンの日々.jpg
  西村との破局騒動後、フジTVの女子アナやタレントを中心に、
  ホリエモンの争奪戦が始まっていました。

  「懲りない女高島AYAの動きがリード」
  という展開でしたが、どうなったのでしょうかexclamation&question

  昨年10月に約30億円で購入したという自家用ジェット機で、
  年末年始に取り巻きや吉川ひなの等総勢30人くらいで
  パラオで静養し、ラスベガスに移動して
  ギャンブルを楽しんだようですが、
  吉川ひなのは変人なのでホリエモンと合うかもしれませんね。

3.ホリエモンの秘密口座
  昨年6月、ホリエモンは突如として4,000万株もの
  ライブドア株を売却し、
  総額142億8,000万円をGETしています。

  一時「宇宙事業に進出する?」と騒ぎ立てられたときの金ですね。

  実際にはケイマン、スイス、香港に隠し持つ秘密口座で
  その金は運用されているのです。

  なかでも香港には4つの極秘口座を持ち、
  600億円もの資金を投じてポンドの売買をしています。

  ホリエモンは今回の東京地検の強制捜査は
  全く予知していなかったので、
  社内の対策が十分なされていないために、
  東京地検が持ち帰って分析を急いでいる
  「メールの履歴」「消したデータの復元」などにより、
  最悪は逮捕(1月下旬〜2月上旬予定)、
  逮捕されなくても辞任は免れないところでしょう。

  私が受験して見事に不合格だった東大に簡単に入学しながら、
  「得ることがない」と中退してしまったホリエモンですから、
  非合法な株価操作でいずれ検察の介入があることは予期していて、
  そのため海外で一生遊んで暮らせるだけの資金は
  海外で運用されているわけですね。

  当然、捜査当局や国税も知るところで重大な関心を持っていますから、
  そのうち新聞紙面にも出てくることでしょう。


4.亀井静香氏の「刺客」として
   “ホリエモン”を送り込んだ小泉自民党の失態

  小泉将軍様は、ホリエモンのメディアでの露出度、存在感に期待して
  宿敵亀井静香の「刺客」として
  “無所属”で立候補した“ホリエモン”を送り込みました。

  『「無所属」だから関係ないよ』
  というのは、小泉自民党幹部の連中が今頃になって言っている
  「言い訳」なんです。

  “ホリエモン”はITというものを材料にしてマネーゲームを展開し、
  「カネを儲けることが全て」、「カネで人の心も買える」、
  という言動や思想は余りにも有名です。

  昨年9月の衆院選選挙の争点は、
  単に「郵政民営化の賛否」ではなく、
  郵政政局はポスト小泉をめぐる権力闘争でした。

  そのため、亀井静香や平沼赳夫、野田聖子といった
  ポスト小泉候補として意欲を示す議員たちも政治生命をかけたんですね。

  そこにホリエモン的な異次元の異物を入れてはいけなかったんです。

  後に“ホリエモン”は、
  「天皇制は廃止するべきだ」
  「日本は大統領制にするべきだ」
  という馬鹿げた考えを披露しました。

  『選挙に勝てさえすれば「刺客」は誰でも良い』、
  というムードが優先してしまって、
  太蔵くんも含めて当選議員のメンバーを見渡すと、
  残念ながらそれは明白ですよね。もうやだ〜(悲しい顔)

  小泉将軍様自ら“ホリエモン”に会い、立候補を促したのです。

  「社長を辞めるのが条件」とされて、
  “ホリエモン”は自民党公認をあきらめますが、
  武部幹事長同伴で、
  自民党の記者クラブで「無所属出馬」の記者会見を
  行なってしまったのでした。

  これは大失態です。

  “ホリエモン”は郵政民営化反対派の急先鋒、
  亀井静香氏の「刺客」になりました。

  結果、“ホリエモン”は落選しましたが、
  彼を祭り上げた「小泉自民」執行部(特に武部)の
  責任が問われることは間違いないのです。

  小泉構造改革は
  「強者と弱者、勝ち組と負け組という“2極分化”」
  を作り出しました。

  そういう意味では“ホリエモン”は「勝ち組の筆頭」であり、
  「ヒルズ族」の象徴でもありました。

  薄っぺらい小泉改革とホリエモンが何となく重なって見えてくるような
  イメージすらありますね。

  「カネがすべて」というホリエモン式錬金術は、
  法の隙間を狙う危うさに満ちていました。

  そういう風潮が蔓延していくのを検察が見逃すはずがないのです。

  じっくりと内偵捜査を進め、
  立件しやすい部分から強制捜査に着手しましたから、
  “確証”を持っている、ということです。

  「証拠」が出れば、一巻の終わりですね。

  万一、証拠不十分で立件されなかったとしても、
  検察としては目的を十分に果たしたことになるのです。

  少なくとも今回の強制捜査よって、
  堀江型のマネーゲームに歯止めがかかることになるのは
  間違いないでしょう。


5.乗っ取り屋の末路
  1980年代の米国では、“乗っ取り”がブームでした。

  乗っ取り屋は、
  社会的にはとても良いイメージとは程遠く異端者扱いです。

  いくら米国が資本の論理で振り回されるとはいえ、
  常識的な不正義は、たとえ法律的に合法であろうとも不正義であって、
  モラル違反はいずれ厳しく追及される運命にあります。

・ 「乗っ取り王」といわれ、
  自家用飛行機で全米を駆け回って
  80年代後半には米国所得番付1位、
  『タイム』の表紙も飾ったT・ブーン・ピケンズは
  日本にまで遠征し、小糸製作所の筆頭株主にもなりましたから
  ご記憶の方も多いと思います。
  そのピケンズは、その後離婚、自社の倒産、
  そして強度のストレスからくるうつ病との闘いで亡くなっています。

・ カール・アイカーン(ユダヤ人)は、
  TWA航空を乗っ取り、自ら経営に乗り出しますが、
  同社は数年を経ずして会社更生法を申請し、
  スッテンテンになりました。

・ これらの乗っ取り王の内部情報に預かり、
  インサイダー取引で巨額の利益をあげたのが
  理論家で、投機家のアイバン・ボウスキー(ユダヤ人)たちでしたが、
  彼らはやがて塀の中へ入る運命をたどりました。

・ またこれらの乗っ取り王に資金を提供したのが
  ジャンクボンドの発明者マイケル・ミルケン(ユダヤ人)でしたが、
  彼も塀の中に入りました。

なぜかユダヤ人が多いですね。

アングロ・サクソンの「合法なら何でも挑戦しよう」という伝統を、
ユダヤ人は「合法すれすれ」のレベルから
「より黒に近いゾーンでも展開しよう」と
高度の法律テクニックを用いるようになりました。

その荒っぽいやり方は決して米国人全体が好意的に受け入れたわけでもなく、
映画「ウォール街」では彼らは悪役に描かれましたね。

日本でも「乗っ取り」はそれほど古い商いではありません。
・ 白木屋デパートを乗っ取った横井秀樹
・ 乾汽船やよみうりランドを乗っ取った糸山英太郎
・ 東急を興し、三越などを乗っ取った五島慶太
・ 熱海ホテル、山中湖ホテル、強羅ホテルを乗っ取った
  国際興業の小佐野賢治
・ 敗戦のドサクサにまぎれて貴族の土地を二束三文で買い叩いて
  一代財をなした西武の堤康二郎

彼らが業績を伸ばしたのは乗っ取りによる拡大路線が基本にありました。

そして、彼らも“幸福”な人生とは程遠いようです。
好き勝手して死んだ西武コンツェルンの総帥堤康二郎を除いては。

ライブドアの堀江が風前の灯になり、
楽天の三木谷浩史社長はTBS経営統合に失敗し大きな深手を負いました。

はたして、村上ファンドの村上世彰には
今後どういう“天誅”が下るのでしょうかexclamation&question

にしても今日の沖縄は晴れ日中24度以上もあって、
半袖でも十分な暑さでした。


posted by RIUさん at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会ネタ’豚エモン関連) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月17日

今日の小嶋喚問は、「伊藤公介」との関係を暴こうとする民主党との攻防だけが見所

“オジャマモン”は、
小泉党議員+弁護士と入念な打ち合わせをして、
被害者面する方針を固めたようです。
おラ魔モン.jpg
宅地建物取引業法第47条「重要事項の説明義務」違反は、
罰金50万円以内という軽い罪なので、
それで手打ちにしたい、という腹なんですね。

罰金50万円というのは、
酒酔い運転の罰金と同じですし、
ミラーマン(植草元教授)も罰金50万円+手鏡没収という程度の
軽い罪なんです。

何とか「詐欺罪」は免れたい、
そのため喚問前日に小嶋がマスメディアに登場して、
「偽装」を『低減』という言葉にすり替えて、被害者面して、
自公議員の質問内容を
「偽装の事実を知りながら販売・引渡しをしたのか」
という1点に絞る、という作戦のようです。

今日の喚問では、最初に自民党の2人、
・衛藤征士郎(元防衛長官)
・早川忠孝(自民党耐震偽装問題対策検討ワーキングチーム座長)
が質問に立ちますが、共に“森派”です。

小泉将軍様も森派ですし、
その側近中の側近である「伊藤公介」も“森派”ですからね。

しかも最初に質問に立つ衛藤征士郎は
全日本テコンドー協会の会長で、
日本テコンドー連合と組織の統一問題で、
アテネ五輪出場枠を獲得した岡本依子を宙に浮かせ、
ギリギリまで争った“大人の見識”に欠ける人物です。

小嶋→伊藤公介→小泉将軍様(=森派)、
みんなグルですから、
自公の質問内容はイライラがつのるだけなので、
見ないほうが賢明でしょう。

小嶋は前回の参考人喚問で、
イー・ホームズの藤田社長を恫喝したり、
「国交省いいかげんにしてほしいですね!まったく!」(それも彼の策略)
と叫んだ姿こそ彼の本性なのであって、
昨日久しぶりにマスメディアに登場して被害者を装い、
借りてきた猫のように楚々として涙を見せる、
というのは今日の喚問のための布石であって、“偽装”なんですよ。

彼は女優の米倉涼子に似ています。
彼女は当初、清純路線を進んでいました。
NHKの大河ドラマ「宮本武蔵」では“お通さん”役になっていましたが、
下品な感じで、とても“お通さん”には程遠かったですね。

彼女はデビュー前は、川崎のソープランドの帝王の愛人でしたが、
帝王が覚せい剤でパクられたので、自由の身になり、
芸能界にデビューしたのです。

そういうこともあって、
「上品」なイメージとはかけ離れているのです。

「奥様は魔女」でも主役でしたが、
彼女は「視聴率が取れない」というレッテルを貼られ、
泣かず飛ばず状態になりつつありましたが、
松本清張作品の“悪女”役で蘇りました。

小嶋も“善人”ぶっても、とてもそう見えないのがネックですね。
本人は頑張って演技しているんですがね。


私は無宗教・無党派なのですが、
今日の喚問は民主党に期待しています。

社民党・共産党・日本新党は情報不足+持ち時間不足で、
期待する方が酷ですよ。

民主党の長妻昭議員と馬渕澄夫議員の質問は
「小嶋と伊藤公介との関係」
の1点に絞られるはずです。

『きっこのブログ』では、
伊藤公介の悪巧みを克明に暴いていますし、
民主党の馬渕澄夫議員も、
「きっこのブログ」から証拠を揃えているくらいですから、
お時間のあるときは是非ご覧になって下さい。


『きっこのブログ』によると、
小嶋と伊藤公介は単なる政治献金のつながりではなく、
“一蓮托生”の間柄なんですね。

小泉将軍様は、
古い利権体質の古参を自民党から追い出したような
“ヒーロー”的扱いをされていますが、
実際は「利権構造を横取り」しただけなんですね。

自民党という名の小泉党にした将軍様は、
取り巻きに親衛隊を並べ、
アドルフ・ヒットラーごっこや金正日ごっこを
しているようなものなのです。


ライブドアが東京地検特捜部の強制捜査を受けています。

名目は「証券取引法違反(風説の流布等)の容疑」です。

東京地検特捜部は、こんな小さなネタだけでは動きません。

今回は、あくまで“別件”で、「本丸」は別のところにあります。

今回のガサ入れを事前にキャッチしたマスメディアは
1社もいないところを見ると、
・ 検察内部の情報管理が徹底されていること
・ “別件”で挙げる自信があること
が見てとれます。

特捜部が狙う"本件"の正体も、
数日前の『きっこのブログ』に出ています。


ジャパニーズ・マフィアなんですね。

・ ヒューザーのオジャマモンと、小泉の側近中の側近・伊藤公介
・ ライブドアのホリエモンと日本最大のヤクザ

急激に成長する裏には、何かと見えない“力”があるようですね。もうやだ〜(悲しい顔)


posted by RIUさん at 11:41| Comment(0) | TrackBack(2) | 耐震強度偽装(冬の姉葉)事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月16日

イヌ的には、沖縄と北海道は“親戚”関係にある!

11月19日 来月の全国高校駅伝での「沖縄」は、またしても“指定席”か?
12月26日 昨日の全国高校駅伝で、予想通り沖縄は“北海道”に完敗した!
 1月15日 全国都道府県対抗女子駅伝大会でも、沖縄は北海道に完敗する!

高校駅伝などで何かと北海道をライバル視しているので、
「北海道に何か恨みでもあるのか」
と誤解されそうなので、
沖縄と北海道は“親戚”関係にあることを強調しておきたいと思います。

地理的には、沖縄と北海道は日本の最南端と最北端に位置して、
お互いに島国という関係だし、
政府も内閣府特命担当大臣沖縄及び北方対策担当として
ひとくくりにされていますが、
イヌ的に考えると、実はもっと近い関係にあるのです。

「日本犬」は、日本古来の犬の総称として、
・ 北海道犬(中型)
・ 秋田犬(大型)
・ 甲斐犬(中型)
・ 柴犬(小型)
・ 紀州犬(中型)
・ 四国犬(中型)
という、6種類が国の天然記念物に指定されています。

指定の背景には、
文明開化で洋犬ブームが起き、
明治・大正時代にかけて在来の犬種が激減したことがあります。

1928年(昭和3年)に日本犬保存会が設立され、
全国的な調査・保護運動が行われたことで絶滅を免れたのですね。

日本犬は「社交性がなく飼いにくい」という先入観や誤解から、
国内では敬遠されがちですが、
利口で人間に忠実な性質と原始的なルックスが
海外の愛好家で近年人気が高まりつつあります。

沖縄には“琉球犬”がいて、
沖縄県の天然記念物になっています。

1931年(昭和6年)〜1937年(昭和12年)にかけて
「日本犬」の6種が当時の内務省によって
国の天然記念物に指定されましたが、
戦後は国としては生き物を天然記念物に指定しないことになり、
しかも都道府県の教育委員会に任されてしまったんですね。

“琉球犬”とは南方アジア系の縄文時代からの犬で、
古い時代の遺伝形質をもつ「生きた文化遺産」の貴重な犬です。

イノシシの狩猟用として人間と共存して飼育されていた沖縄の在来犬です。

沖縄戦で激減して現在約700頭しかいないのです。

日本の在来犬では、
沖縄の「琉球犬」と北海道の「アイヌ犬(北海道犬)」の2犬種だけが
“縄文犬”で、
本州の犬は、大陸(朝鮮半島)から来た犬との雑種で“弥生犬”なのです。

骨格的にも、
「琉球犬」と「アイヌ犬」は似ていて、おでこが狭いようです。

逆に洋犬はおでこが広いのですが、
これは口先が短くなった分、
おでこに骨が移動したことを意味しているのだそうです。

また、縄文人は犬をとても大事にしていて、
犬が亡くなると、人間と同じように石を積んで埋葬しましたが、
弥生人は野蛮で、老犬やケガをした犬は食べていたようで、
犬の頭骸骨が割れている状態で発掘されたり、犬の墓はないそうです。

本州人も犬と同様に大陸から来た人間と血が混ざり合ったと
言われていますから、そうなると
「沖縄人と北海道人は心が暖かく、本州人は野蛮人」
という仮説が成り立つのかもしれません。がく〜(落胆した顔)

沖縄が戦後米国の統治下から開放された1972年(昭和47年)以降、
絶滅しかかっていた“琉球犬”の血統の維持と増殖のために
「琉球犬保存会」が発足したのが1990年、
申請書類を県に提出して、
県の天然記念物に指定されたのが1995年と、
格式ある“琉球犬”が日の目を見たのもまだ最近のことなのです。

そういうわけで、
北海道をライバル視する私の個人的視点は、
「雪国の北海道に沖縄が負け続けるなんておかしいんじゃないの?」
という自然な疑問であって、
北海道に恨みを抱いているものではないのです。


さて、
来週「全国都道府県対抗男子駅伝大会」が広島で行われるのですが、
沖縄男子チームはもう悲惨すぎてとても観れないので、
予見だけしておきます。

・ 北海道チームは比較するのが失礼なくらいレベルが違いすぎる
・ 例年、青森県との最下位争いになるが、今年の青森県は強そうexclamation
・ 沖縄は46〜47位になると予想されます

5年前から見てみましょう。
・ 2001年(第6回大会)
  北海道 28位 2時間25分14秒
  沖縄  46位 2時間29分40秒
  青森  47位 2時間30分16秒

・ 2002年(第7回大会)
  北海道 29位 2時間23分56秒
  沖縄  47位 2時間32分18秒
  青森  46位 2時間29分32秒

・ 2003年(第8回大会)
  北海道 41位 2時間27分37秒
  沖縄  46位 2時間29分34秒
  青森  47位 2時間36分24秒

・ 2004年(第9回大会)
  北海道 23位 2時間24分09秒
  沖縄  45位 2時間27分47秒
  青森  47位 2時間29分21秒

・ 2005年(第10回大会)
  北海道 27位 2時間24分15秒
  沖縄  47位 2時間28分51秒
  青森  45位 2時間28分00秒

こうしてみると、
沖縄は北海道をライバル視するレベルにないことがわかります。

出場選手の分析をしていませんから、
はっきりしたことは言えないのですが、
例年だと沖縄は青森県と最下位を争っているものの、
先月の高校駅伝の結果が今回の駅伝に大きく影響する可能性があります。

先月の全国全国高校駅伝の結果
・ 青森県 青森山田高校 7位  2時間07分24秒
・ 沖縄県 北山高校   47位 2時間15分24秒

青森県チームは青森山田高校の選手を編成してくる可能性が高く、
そうなると今年の青森県のレベルは高くなり、
沖縄はドンジリ47位か、
良くてもブービー賞になるのではないかと予想できるのです。もうやだ〜(悲しい顔)


全国都道府県対抗駅伝と高校駅伝男子大会は、
共に42.195kmなのですが、
区間数や距離、コースも違うし、
都道府県対抗駅伝は中学生が走る区間もありますから、
単純比較になりますが、
日本の女子マラソンの歴代上位5傑は、

1位 野口みずき 2時間19分12秒
2位 渋井陽子  2時間19分41秒
3位 高橋尚子  2時間19分46秒
4位 千葉真子  2時間21分45秒
5位 坂本直子  2時間21分51秒
となっていて、
沖縄県男子チームが7人で走るより
野口みずきや高橋尚子が1人で走る方がずっと速い、
ということになるのです。


2006年01月15日

全国都道府県対抗女子駅伝でも沖縄は北海道に完敗する!

11月19日 来月の全国高校駅伝での「沖縄」は、またしても“指定席”か?
12月26日 昨日の全国高校駅伝で、予想通り沖縄は“北海道”に完敗した!


京都で全国都道府県対抗女子駅伝大会が行われますが、
只今第1区の選手がスタートしました。

今日の京都の天気予報は曇り時々晴れ、
気温は11度(平年比+2度)のようで、
昨日のように雨ではなくて良かったですね。

でも、沖縄チームにしては相当寒いコンディションです。

今の時期の沖縄は日中温度が18〜20度くらい、
昨日おとといは、24度まで上がりましたからね。

高校駅伝に続いて、沖縄北海道に負け続けています。もうやだ〜(悲しい顔)

正確には過去23回大会中1度だけ沖縄北海道に勝っていますが、
それ以外は全てことごとく負けています。

6年前から見てみましょう。
・ 2000年(第18回大会)
  北海道 44位(2時間28分49秒)
  沖縄  43位(2時間28分31秒)
  唯一、北海道に先着した年です。18秒でも先着すれば「勝ち」です。

・ 2001年(第19回大会)
  北海道 25位(2時間24分03秒)
  沖縄  47位(2時間33分52秒)

・ 2002年(第20回大会)
  北海道 41位(2時間26分56秒)
  沖縄  45位(2時間29分05秒)

・ 2003年(第21回大会)
  北海道 42位(2時間27分07秒)
  沖縄  45位(2時間28分20秒)

・ 2004年(第22回大会)
  北海道 40位(2時間26分22秒)
  沖縄  43位(2時間27分18秒)

・ 2005年(第23回大会)
  北海道 39位(2時間25分46秒)
  沖縄  44位(2時間27分41秒)

北海道は、最近こそ成績が低迷していますが、
それまでは1995年の15位を最高に
コンスタントに20位台をキープしていました。

沖縄は12年前の1994年に36位、
8年前の1998年で39位以外は、
全て40位以下をキープ?しています。

北海道・東北・信越地方を中心に先月から異常な豪雪で、
既に90人も死者が出ています。

これらのチームの選手は駅伝練習どころではないはずです。

全国高校駅伝での沖縄と北海道の差より、
全国都道府県駅伝の方が差が接近しているのは、
“雪”によるハンディキャップが大きくなっているものと思われます。

12月に行われる高校駅伝から2週間しか経っていないのですが、
雪国にはこの“2週間”に充分な重みがあるのだと思います。

であれば、なおさら沖縄チームには頑張ってもらいたいものです。

今年の沖縄チームは、
全国高校駅伝に出場した南部商業高校のメンバーを
中心に編成したようです。

社会人では
豊見城南高校出身の平良茜(沖電気宮崎所属)が出場しないので、
北海道チームの選手分析はしていませんが、
南部商業高校のチーム力を考えると、
おそらく今年も北海道には勝てないと思っています。

この駅伝は42.195kmを9人でつなぐものです。
・ 第1区間(6km)
・ 第2区間(4km)
・ 第3区間(3km)
・ 第4区間(4km)
・ 第5区間(4.1075km)
・ 第6区間(4.0875km)
・ 第7区間(4km)
・ 第8区間(3km)
・ 第9区間(10km)

最終区間は10kmですから、
ここに各チームはエース級を投入します。

最初のスタート区間は6kmなので、
2番目に強い選手が登場してきます。

最近の駅伝は昔と違って選手層が厚くなった分だけ、
「序盤から良い位置取りを確保して波に乗る」
スタイルに変わっています。

箱根駅伝で「4強」と言われた
東海大学・駒沢大学・日本大学・中央大学が惨敗して、
誰も予想していなかった亜細亜大学が優勝したのも、
・ 亜細亜大学の各選手が
  自身の100%近い能力通りに力を発揮できたこと
・ 前評判の高かった“4強”は、
  ことごとく“ブレーキ”になった選手が続出したこと
にあります。

駅伝は、距離の長いリレーなのですが、
前後に他のチームの選手がいたり、
前走の選手の遅れを取り戻そうとしたり、
自分たちのチームの順位にこだわったり、
距離が長い分だけ、余計な邪念が入りやすく、
いかに冷静に走れるか、
平常心が大事かが問われるレースでもあるのです。

今回の沖縄チームの主力を占める南部商業高校の選手は、
2週間前の全国高校駅伝に続き、
「全国大会」という独特の雰囲気の中で走れる経験を
今後に活かしてほしいと思います。

選手やマネージャーは、他のチームの選手が
・ どのくらい前からウォーミングアップを始めるのか
・ どういう準備運動やストレッチングをどこで入れているのか
・ “集中”の入り方
なども良く見て、
参考になるところは取り入れてほしいと思います。


北海道チームで3区を走る予定の清水美穂選手(15歳)は、
中学2年生の時にジュニア五輪1500mで5位に入賞した逸材ですが、
彼女の住む足寄(あしょろ)町(釧路市の北西)の冬は
気温が氷点下20度以下に下がる日もあり、
グラウンドや道路が凍結して練習もままならないそうです。

そういう条件下でも、
酪農を営む父が除雪して“専用のトラック”を作っているのだそうです。

自宅そばの牛舎の周りをシャベルでかき、
砂をまいて幅1m、1周約400mの「道」を
こしらえてくれているのです。

11月から雪が解ける3月末ごろまで、
何度か手入れを重ねて娘の走りを支えているそうです。

彼女は中学校の陸上部の練習の他に、
この“専用トラック”で週に5回、
30分ほど走り込みをしているのです。

他の選手もスキーで通学したり、
ノルディックやクロスカントリーで、
本土とのハンディを補う努力をしています。

北海道の選手のすばらしいところは、
本土とのそういうハンディを、
ハンディと感じていないところにあります。

沖縄の夏場の日中は、とても外で練習できる状態ではないのですが、
それを「負ける言い訳」にせず、
朝・夕の時間を工夫するなど、
北海道の精神力にも負けてほしくないのです。


2006年01月14日

ペット(犬・猫)の市場規模を試算してみる!

1.飼い主の立場からみたペット(犬・猫)市場規模
  東京都生活文化局が行った2000年度(平成12年)の
  価格調査によると、

・ 犬1匹に対して、年間12万円
・ 猫1匹に対して、年間 6万5千円
の生活費をかけているそうです。

全国の世帯数は、
昨年の国勢調査では4,953万世帯でしたが、
東京都生活文化局の調査データが平成12年なので、
平成12年の国勢調査時の世帯数4,706万世帯を使います。

犬の世帯飼育率18.8%(日本ペットフード工業会の平成16年度データ)
猫の世帯飼育率15.1%(日本ペットフード工業会の平成16年度データ)

4,706万世帯×(18.8%×12万円+15.1%×6万5千円)
1兆5,236億円
と推計されます。

2.ペット関連業界からみたペット(犬・猫)ビジネスの市場規模
・ 生体     約1,200億円
・ ペットフード 約2,400億円
・ 医療分野   約4,000億円
・ 美容分野   約2,000億円
・ 用品分野   約2,000億円
合計で、1兆1600億円と推計されました。

3.年少(15歳未満)人口減少と犬飼育の相関の考察
全国消費実態調査(総務省統計局1999年)によると、
子供1人分の年間消費支出は17万8千円となっています。

1985年〜2000年にかけて、
5年間で年少人口が760万人減少していました。

人口減による需要の喪失は、
17万8千円×760万人=1,353億円
と推計されます。

1985年〜2000年にかけて、
5年間で未登録を含む犬の飼育数は約390万頭の増加がありました。

これによる、犬の消費支出需要は、
犬の年間費用12万円×390万頭=468億円
が発生したと考えられます。

今日も忙しいので他のデータはカットしますが、
要するに、
 「少子高齢化現象とペットブーム、
  犬のコンパニオンアニマル(伴侶動物)化には相関関係がある」
ということが言いたいわけです。もうやだ〜(悲しい顔)

一心同体.gif



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2006年01月13日

犬・猫の飼育頭数と世帯飼育率

全国の犬・猫飼育数は今や2,409万頭に及び、
昨年10月1日の国勢調査での人口統計で、
15歳未満の人口1,773万4千人を大きく離しています。

これは、2003年度に逆転され、以降その差が拡大傾向にあります。


犬・猫の飼育頭数と飼育率
(平成16年度、厚生労働省、沖縄県、日本ペットフード工業会等より)
1.犬
・ 飼育頭数   1,245万7千頭
    (純粋犬8,559頭、雑種3,898頭)
・ 世帯飼育率    18.8%
・ 全国の犬の登録数 639万4,226頭
・ 沖縄県の犬の登録数 6万462頭
・ 全国の殺処分数 (平成15年度) 16万4,209頭
・ 沖縄県の殺処分数(平成15年度)    7,956頭

2 猫
・ 飼育頭数   1,163万6千頭
・ 世帯飼育率     15.1%
・ 全国の殺処分数 (平成15年度) 27万5,628頭
・ 沖縄県の殺処分数(平成15年度)    5,500頭

厚生労働省の「狂犬病予防法に基づく犬の登録数」で、
1983年と2004年のデータを比較すると、
1983年に対して2004年は約1.9倍へ増加しています。

狂犬病予防法では、
犬の飼い主に対して市町村への登録が義務づけられているものの、
未登録犬は増加傾向にあり、全体の過半数に達しています。

これは犬の登録が有料(約3千円前後)であり、
首輪に付ける鑑札も再交付するだけで
1,500〜2千円が徴収される制度に問題があるようです。

NHKの放送受信料を盛り込んである放送法と同様に、
狂犬病予防法での犬の登録や狂犬病予防注射での罰則規定がありません。

日本では1957年以降49年間も狂犬病が発生していませんから、
厚生労働省も厳しく管理しないのです。

内閣府の
「動物愛護に関する世論調査(2003年7月)」
によると、
ペットを飼っている世帯数の割合は、
犬が22.8%、猫が10.7%というデータもありました。

日本ペットフード工業会のデータを基に世帯数を乗じて、
ペットを飼っている世帯数を試算すると
犬は1,130万世帯、
猫は530万世帯で飼われていることになります。

沖縄県の犬の登録数(平成16年末)
・ 沖縄県  6万  462頭
・ 南風原町   1,514頭
でした。

・ 沖縄県の世帯数は約50万戸ですから、
  飼育率18.8%で試算すると、
  犬は9万4千頭飼育されている、と考えられるわけですから、
  「4割は未登録の犬がいる」ことになります。

・ 南風原町では世帯数が約1万1千戸ですから、
  犬は約2,100頭が飼育されていて、
  「3割は未登録」、ということになります。

私の感覚では、
「沖縄県内では、犬の未登録は、低く考えても6割以上」
のはずなんですが…

JKC(ジャパンケネルクラブ)では、
151犬種・約56万2千頭が登録されていて、
登録された犬の室内犬ランキングが発表されています。

全国の実数とは若干違うかもしれませんが、
統計標本は2千を超えると、かなり近似的になるようですから、
参考までに30位まで拾わせて戴きました。

2004年度 室内犬 犬種ランキング
1位  ダックスフンド 
2位  チワワ 
3位  プードル 
4位  ヨークシャーテリア 
5位  パピヨン 
6位  ウェルシュ・コーギー・ペンブローク 
7位  シー・ズー 
8位  ポメラニアン 
9位  ラブラドール・レトリーバー 
10位 ミニチュア・シュナウザー 
11位 芝犬 
12位 マルチーズ 
13位 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル 
14位 ピーグル 
15位 ゴールデン・レトリバー 
16位 パグ 
17位 フレンチ・ブルドッグ 
18位 ミニチュア・ピンシャー 
19位 アメリカン・コッカー・スパニエル 
20位 シェットランド・シープドッグ 
21位 ジャック・ラッセル・テリア 
22位 ポーダー・コリー 
23位 ボストン・テリア 
24位 ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア 
25位 ペキニーズ 
26位 バーニーズ・マウンテン・ドッグ 
27位 イタリアン・グレーハウンド 
28位 ブルドッグ 
29位 イングリッシュ・コッカー・スパニエル 
30位 フラットコーテッドレトリバー 

ちなみに、南風原町での犬種登録ランキングでは
1位 雑種
2位 マルチーズ
3位 ゴールデン・レトリバー
4位 ラブラドール・レトリバー
5位 柴犬
です。


犬の飼育場所
1.2人以上の世帯(87.6%)
@ 純粋犬
・ 室内 75.3%
・ 室内・室外半々 7.8%
・ 屋外 16.9%

A 雑種
・ 室内 24.5%
・ 室内・室外半々 12.1%
・ 屋外 63.4%

2.単身世帯(12.4%)
B 純粋犬
・ 室内 86.7%
・ 室内・室外半々 3.9%
・ 屋外 9.4%

C 雑種
・ 室内 32.8%
・ 室内・室外半々 6.7%
・ 屋外 60.5%

室内で共に暮らす“家族の一員”は純粋犬が圧倒的に多く、
単身世帯では50歳以上の中高年世代が、
“伴侶動物”として生活を共にする、
という傾向が強くなっています。


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2006年01月10日

“風林火山”の山本勘助は名軍師ではない〜その2

1月9日 “風林火山”の山本勘助は名軍師ではない

“風林火山”とは、「孫子」の句
「疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、
 侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し」
の略で、日本人なら誰しも知っていることだと思います。

川中島の合戦は、
天文22年(1553年)に武田信玄に征服され、
信濃を追われた小笠原長時、村上義清が
上杉謙信に助けを求めたのを発端に起きた戦いで、
小競り合い程度の戦いも含めると全部で5回もありました。

・ 1回目 天文22年(1553年)
・ 2回目 弘治 元年(1555年)
・ 3回目 弘治 3年(1557年)
・ 4回目 永禄 4年(1561年)
・ 5回目 永禄 7年(1564年)

映画やドラマの題材になっているのは、
最も激烈な合戦が行われた第4回戦目です。

有名な話ですし、ドラマや映画で詳細に知られていると思いますが、
あえて合戦の流れから説明することにします。

いろいろないきさつは省略して、
永禄4年(1561年)4月、
越後の春日山城から上杉謙信が1万3千の兵を率いて、
川中島に出陣するところから、第4回戦が始まります。

「謙信が春日山を出陣した」という報を受けた武田信玄は、
1万7千の兵を率いて
古府(現在の甲府)の居城・躑躅崎館(つつじがさきやかた)を
出陣します。

途中、北信濃における武田方の前線基地・海津(かいづ)城の
高坂弾生昌信の兵3千と合流し、
総計2万の兵で、川中島へと向かったのです。

善光寺に到着した謙信は、3千の兵を残し、
残りの1万の兵で犀(さい)川を渡り妻女(さいじょ)山に登り、
山上に本陣を構えます。

これに対して信玄は、
海津城の西にある茶臼山に本陣を構えました。

11日間に渡るにらみ合いの末、
味方の士気が低下することを心配した信玄方の
宿将・飯富(おぶ)虎昌の進言を受け、
武田方が先に動き始めます。

この時、軍師・山本勘助が信玄に提案したのが、
「キツツキの戦法」
でした。


「キツツキの戦法」は『甲州流兵法』にある兵法の1つで、
 「キツツキが木の穴の中にいる虫を捕るときに、
  木の反対側をつついて、虫を驚かせて穴の中から這い出させ、
  出てきたところを捕らえる」
という習性を戦術に応用したものです。

2万の軍勢を2つに分け、
一隊が妻女山に陣を張る謙信の本陣を夜襲し、
もう一隊は八幡原に陣を構えて、
上杉軍が妻女山を追われて八幡原に出てくるのを待ち、
これをはさみ撃ちにして上杉軍を壊滅させるという作戦でした。

信玄は、この戦法を採用し、
1万2千の軍勢を妻女山の背後に向かわせ、
自らは8千の兵を率いて、八幡原へと向かったのでした。

しかし、この作戦は失敗してしまいます。

なぜ失敗したかexclamation&question
それは上杉謙信の方が山本勘助より上手で頭が良かったからです。

謙信は、武田軍が陣を置いた海津城から、
夕暮れ時に一斉に煙が上がったのを見て、
「行動を起こす前の飯炊き」
と判断して、
「キツツキの作戦」を見抜いてしまったのです。がく〜(落胆した顔)

そこで、謙信は武田軍の裏をかくために、
・ 紙の幟(のぼり)を多く押し立てる
・ かがり火をあちこちで焚かせて煙を上げる
という“オトリ”を仕掛け、
「上杉軍も明日の合戦に備えている」
という風情を見せて、全軍が山を下り、八幡原へ向います。

「武田軍がキツツキ作戦で来るなら、
 本軍は八幡原で待ち構えるはずで、その中に信玄がいる」
という“読み”で、そのものズバリでした。

『鞭(べん)声粛粛(しゅくしゅく)、夜河を過(わ)たる』
というのは、
江戸後期の儒者、頼山陽(らいさんよう)が詠んだ有名な詩ですが、
これは上杉軍が秘かに妻才山を下りて
千曲川を渡り八幡原へ進軍した時のことを詠んだのでしたね。

頼山陽の句碑が残る雨宮の渡は、
長野電鉄の無人駅・雨宮駅(長野県千曲市)近くの公園にあるそうです。

未明から朝にかけて、
この地域一帯には深い霧がたち込めていました。

少しずつ霧が晴れてくると、武田軍は仰天します。

目前に上杉軍が大挙して攻め込んできたからです。

武田軍は窮地に陥り、
そして一万の上杉軍による猛烈な攻撃が始まりました。

上杉軍は
「車懸(くるまがかり)の戦法」
で攻め立てます。

「車懸の戦法」とは、
軍勢を車輪が回転するようにグルグル移動させながら、
常に新手を繰り出して
絶え間なく猛攻を繰り返すという攻撃型の陣立です。

これに呼応して武田軍は
「鶴翼(かくよく)の陣」
で迎え撃ちます。

「鶴翼の陣」とは、
鶴が翼を広げたときのように横に長い陣形で、
敵軍の攻撃をかわして包み込もうとする、守備型の陣形です。

この時の武田軍は12段で構えたといわれています。

ランチェスターの法則にもあるように、
兵力の差は明らかに不利なんですよね。

上杉軍の圧倒的な兵力の前に武田の軍勢は総崩れになり、
上杉軍は信玄の本陣近くまで迫ったといわれています。

・ 謙信が単騎で信玄に切りかかり、信玄が軍配で防いだ
・ 信玄は、この時傷を負って、それが基でやがて死んだ
等という話は、本当かどうかはわかりません。
面白おかしく色付けされた後世の作劇かもしれません。

しかし、この戦闘で、
武田軍は信玄の実弟で武田軍の副将でもある武田典厩信繁や、
諸角豊後守昌清
(もろづみぶんごのかみまさきよ、信玄の曽祖父・武田信昌の六男)等の
名だたる武将が討ち取られてしまったのです。

信玄の実弟・信繁は、
・ 信玄の父・信虎は、長男・晴信より
  活発で才気にあふれ明朗な次男・信繁を可愛がり、
  家臣も晴信派と信繁派に二分したのですが、
  信繁は兄・晴信に子供の頃から忠誠を尽くしていました。

・ 成人後も
  「信玄公は兄ではない。主人だ。
   皆もそのつもりでお仕えするように。
   間違っても私の家が信玄公の弟の家であるなどと
   誇ってはならない。
   あくまでも忠義な家臣としてお仕えするように」
   と家族や家臣に諭していました。

・ 「甲斐国を治める資格と能力は兄にある。
   自分にはそれだけの力はない」

というように、腹心の立派な弟でしたから、
討ち死には信玄にとって相当なショックであったに違いありません。

総崩れとなった味方や
信繁など名だたる武将が相次いで討ち死にする様を見ていた山本勘助は、
軍師としての至らなさを痛感し、恥じて自己嫌悪に陥り、
責任を取るために上杉軍に突入し、死に場所を求めたわけですね。

山本勘助は全身に86ケ所の手傷をうける奮戦の末、
討ち死にしましたが、享年62歳といわれています。

また、山本勘助は、「甲陽軍鑑」などの軍記物語によって
創造された人物だという説もありましたが、
北信濃の豪族で上杉氏に仕えた市川氏の子孫に伝わる
『市川文書』によって、
勘介が実在した人物であったことが証明されています。

ちなみにこの合戦は、
妻女山を急襲する筈だった武田軍の別動隊の1万2千が
八幡原に戻ってきたことで事態は一変し、
圧倒的優位に立っていた上杉軍は大混乱に陥り、
善光寺方面に敗走して幕引きになりました。

双方で8千人が戦死するという激戦でしたが、
世に言う“引き分け”ではなく、
武田軍の敗北は明らかでした。

その全責任は「キツツキの作戦」を企て、
これを謙信に見抜かれた参謀・山本勘助にあります。

となると、勘助ははたして名参謀・名軍師と言えるのでしょうかexclamation&question

優れた軍師の条件として、
・ 優れた智謀を誇り、
・ 自分の献策を用いてくれる主君を選び、
・ その献策が主君に採用され、かつ功を奏し、
・ その結果主君が繁栄する、
だとすると、
山本勘助を始め、歴史上の多くの名参謀・名軍師と伝えられる人たちは
失格してしまいます。

羽柴秀吉に仕えた竹中半兵衛だって、
秀吉が播磨の三木城攻めの最中に死んでしまいますし、
三国志の諸葛孔明だって、劉備玄徳を死なせてしまうのですから、
名参謀・名軍師とは言えないでしょう。

こうして考えると、
織田信長に仕えた黒田官兵衛が合格点、
日露戦争でバルチック艦隊を
「丁字戦法・七段構えの戦法」
で撃破した参謀・秋山真之が金メダルだと思うのです。

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2006年01月09日

“風林火山”の山本勘助は名軍師ではない

昨日、テレビ朝日の大型時代劇スペシャル「風林火山」を
観てしまいました。

武田晴信(信玄)役がジャニーズの松岡昌宏で、
絶世の美女といわれた由布姫(湖衣姫)役が加藤あい、
通称「馬づらあいちゃん」でした。

1969年の映画「風林火山」は
印象深くて私の好きな映画なのですが、
今回のドラマと同様に井上靖の小説が原作となっています。

当時の映画では山本勘助を三船敏郎、
武田信玄を萬屋錦之介が演じて貫禄がありました。

川中島の戦いで、信玄と謙信が一騎打ちするシーンでは、
一太刀交えた直後、
「ニヤッ」と不敵な笑みを浮かべる石原裕次郎がカッコ良く見えました。

いつかは裕次郎のようにああやってカッコよくキメたい、
とずっと思っていますが、1度もチャンスすらありません。

昨日のドラマは配役には不満でしたが、
歴史モノをよく読むので、
「井上靖の小説が原作」ということでつい観てしまったのです。

今回のドラマは、映画と比べると内容的に“イマイチ”でした。
それも、少し「時間を返せ」的な腹立たしい“ガッカリ”でした。

最近のテレビドラマは、
ジャニーズタレントばかり主役になっているのが、
どうも気に入りません。

一昨年のNHK大河ドラマ「新撰組!」も、
主役の近藤勇役が香取慎吾だったので、
私の“近藤勇”像とかけ離れているので、観ませんでした。

昨年の「義経」では、主役の義経役に滝沢秀明で、
義経の家来にはお笑いの南原清隆、うじきつよし、電車男の伊藤淳史…
ハァ、もう配役を見ただけでガッカリでした。

義経といったら歴史上の大スターだし、
戦略面では相当問題があるのですが、
戦術面では“無敵”の猛者なのに、
ホストの引きこもりみたいな滝沢が義経とは…

まぁ、NHKの受信料を納めていないので、
NHKに文句を言う権利はないのですが。

滝沢は「里見八犬伝」でも主役になっていましたね。

南総里見八犬伝と西遊記をモチーフにして創られたのが
「ドラゴンボール」ですから、
もっと里見八犬伝も大事に扱ってくれないと…

滝沢は石坂浩二と糸井重里からアドバイスをもらい
「里見家の財宝」探しに行かせたほうが面白いと思いますよ。


今日から「西遊記」をやるようですが、これも主役が香取慎吾。

しかも香取が孫悟空で、伊藤淳史が猪八戒役、内村光良が沙悟浄役、
深津絵里が三蔵法師、という
もうトランプを裏返して配ったような配役です。

伊藤淳史を出すなら、電車男の“セット”で、
伊東美咲を三蔵法師にして、伊藤淳史を孫悟空にしてほしい。

ラーメンといえば「餃子」、チャーハンといえば「麻婆豆腐」、
カツ丼といえば「かけうどん」が“セット”(私の好み)だし、
昔の若大将シリーズでも
加山雄三と星由里子、田中邦衛は“セット”でした。

「男はつらいよ」でも渥美清と倍賞千恵子は“セット”でした。

せっかく電車男でブレイクした伊藤淳史を
伊東美咲と“セット”にしないで「義経」の家来にしたり、
猪八戒役にするなんて、痛々しくて見れません。

ブタの妖怪・猪八戒役にはホンジャマカの石塚英彦か大仁田厚、
河童の妖怪・沙悟浄役に香取慎吾をキャスティングすれば良かったのではexclamation&question

香取慎吾はフィギュアの安藤美姫もそうですが爬虫類顔で、
しかも巨大ですから河童の妖怪が適役なんですよ。

本当の西遊記は三蔵法師が、
三神仙(神通力を持った仙人である「孫悟空」、「猪八戒」、「沙悟浄」)を
供に従えて、さまざまな冒険をしながら天竺へ経を取りに行く、
というストーリーなのですが、
香取が主役の西遊記だと
 「スタジオを徘徊し、様々な失敗を犯しながら、
  低視聴率という“凶”を取りに行く」
ことしかイメージできません。
こんなのは観ないexclamation

前置きが長すぎて本題に入れませんでした。もうやだ〜(悲しい顔)
なぜ「山本勘助が名軍師ではない」のかは、明日書くことにします。もうやだ〜(悲しい顔)

posted by RIUさん at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の歴史(江戸時代まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月07日

沖縄といえば「泡盛」〜その7「“いいちこ”への思い」

10月31日 沖縄といえば「泡盛」〜その1「明日は本格焼酎の日」
11月 1日 沖縄といえば「泡盛」〜その2「焼酎の市場」
11月 2日 沖縄といえば「泡盛」〜その3「焼酎の“位置”」
12月29日 沖縄といえば「泡盛」〜その4「泡盛がブレイクしない理由」
12月30日 沖縄といえば「泡盛」〜その5
              「焼酎の甲類は工業製品で、乙類が本格焼酎」
1月6日 沖縄といえば「泡盛」〜その6
         「焼酎甲類は昔は貧乏人のシンボル的お酒だった」


本格焼酎である乙種の中で、
全国的に最も知名度があって、売上げの多いのが、
三和酒類(株)の麦焼酎“下町のナポレオン いいちこ”です。

焼酎乙類は「常圧蒸留」と、「減圧蒸留」に分かれるのですが、
・ 常圧蒸留
  琉球経由で渡来した頃と変わらない蒸留法で、
  原料の味がはっきり出る製法

・ 減圧蒸留
  釜の中の圧力を抜きながら蒸留する製法で、
  臭いやエキス分も圧力と一緒に出てしまうため、
  甲類に似た透明で無臭の、
  良く言えば「すっきりした」味が特徴
「いいちこ」は「減圧蒸留」のため、
乙類でありながら甲類に近い味をしています。

「いいちこ」を製造しているメーカーの三和酒類(株)は、
1958年(昭和33年)に、
当時小規模の日本酒の蔵元3社が合併して設立された会社です。

1979年(昭和54年)に発売した「いいちこ」が大ヒットして、
全国的に麦焼酎ブームを巻き起こして、
一気に大会社に上りつめました。



「いいちこ」と、サブネーム「下町のナポレオン」の名前の由来
同じ大分県の二階堂酒造が新しい麦焼酎を開発し、
評判になっていた昭和50年代初めに、
三和酒類は「香りのいいもの(匂いのない焼酎)」を追求していました。

後発組は先発の製品に勝るとも劣らない製品でなければなりません。

販売戦略として新しい焼酎の商品名を考えたのですが、
この方法としてマスメディアや消費者に注目されやすい
ネーミングの“一般公募”をしたのです。

商品が売れるためには、親しみやすいネーミングは大切ですからね。

どのくらいの応募があったのかは不明ですが、
2つのネーミングが採用されました。

採用された「いいちこ」とは
豊前方言で「一番良いもの」という意味なんですね。

最後の「ちこ」は、強調を表わす修飾語だそうです。

もう1つ、「下町のナポレオン」は、
別府市に住む看護婦さんからの応募だったようです。

この2枚の葉書は会社の宝物として大事に保管されているそうです。

ちなみに、宇佐の方言で「そうちこ」とは
「そうですね」という意味だそうです。

また、群馬県館林市の龍神酒造から「城下町のナポレオン」が、
新潟県では「越後さむらいナポレオン」という
43度の日本酒も発売されています。


「いいちこ」の販売戦略
「いいちこ」の都市部での販売戦略では、
ポスターを使って売り込みを図ったことが成功しました。

徹底したマーケティング・リサーチの結果、
ターゲットは
 「30歳代後半から40歳代。
  日本経済新聞と週刊文春を読み、
  年収600万円以上で地下鉄通勤をしている人」
という「いいちこ」ファンの典型像を当時浮かび上がらせていました。

そのために「地下鉄の駅にポスターを貼る」戦術に打って出ました。

それも単なる「商品の売り込みポスター」というだけではなく、
「"時代の風。を感じさせる本物の文化を売り込む」
という、
毒々しさがなくさりげなく哀愁を感じさせるポスターにしたのです。

B倍判(横145cm×縦103cm)の大型ポスターを
毎月1枚、1週間、地下鉄の駅構内で見かけるようになりました。

大判のポスターの隅に、
さりげなく「いいちこ」のボトルが置いてあるポスターを
ご覧になった方も多いと思います。


こうして、「いいちこ」は、
特に首都圏を攻略する戦略で、トップに躍り出ました。

酒類のシェアでは
・ ビール・発泡酒がトップで約68%
・ 焼酎約10%
・ 清酒約9%
・ ウイスキー約1%
の割合です。

焼酎は乙類(本格)焼酎と甲類焼酎に分かれ、
乙類:甲類がほぼ5:5の割合です。

その中で「いいちこ」は乙類焼酎の約22%のシェアを有し、
シェア第2位の宮崎県雲海酒造「雲海」の約9%を
大きく引き離しています。

現在はアジアを中心に海外14ヵ国に輸出をしており
「世界の酒」を目指して着々と体制づくりを進めているようです。

2001年(平成13年)には、
焼酎カスから抽出した発酵大麦エキスを
食品原料として供給する子会社「大麦発酵研究所」も設立させ、
健康飲料やサプリメント、食品の開発・販売等に乗り出しています。

ここまで読んだ方は三和酒類は前途洋々で万々歳じゃないか、と
思われるでしょうが、そうでもないのです。

「いいちこ」発売の1979年(昭和54年)〜
10年後の1989年(平成元年)までは
「旨い酒造り」のため、という名目で
2%の砂糖を添加していました(酒税法では2%まで添加OK)。

本物の焼酎造りを追求するなら、
砂糖添加をしない努力をすべきではなかったのでしょうか。

本物を追求する姿より、
「消費者の気を引くなら何でもあり」という
経営理念を感じてしまうのです。

1958年(昭和33年)に3社が合併する以前は
日本酒の蔵元であり、元々酒造りのプロなのですから、
質において何が良いのか悪いのか、ということを
知らないはずはありません。

販売戦略はプロでも、
「品質よりも売上げ至上主義」
「伝統より工業化」
という姿勢が残念に思えてなりません。


三和酒類には大分県宇佐市山本の「本社工場」、
本社から車で15分ほど離れた宇佐市安心院(あじむ)町の
ワイナリー「安心院葡萄酒工房」、
そして本社から車で1時間離れた
大分県日田市の「日田蒸留所」の3箇所があります。

平成17年7月末現在で従業員数は
男性203名、女性119名、計322名。

従業員の平均年齢は34.7歳(平成17年7月末現在)で、
比較的若い従業員が多いことが特徴です。

社歴の古い会社は、逆ピラミッド型の年齢構造が多いので、
この点は高く評価できます。

もう1つ問題なのは、
乙種のトップメーカーでありながら、
会社の規模や生産態勢が追いつかずに、
九州全土の中小蔵から桶買いをして
自社工場では瓶詰め加工〜発送をしていることにあります。

“桶買い”は、人気のある銘柄の宿命とも言えなくもないので、
仕方がないかもしれませんが、
桶買いによる味のバラつきをなくして均一化するために、
「イオン交換樹脂」に通していることが問題なのです。

どの酒類も製品化する前に、
不純物を取り除く「ろ過作業」を行うのですが、
それは、不純物混入による腐敗を防ぎ、
お酒本来の味を際立たせることにあります。

「イオン交換樹脂」は「ろ過装置」ではなく、「精製装置」なのです。

精製とは
「粗製品にさらに手を加えて良質なものにすること(大辞林)」
ですから、
原料の味をそのまま活かさず精製してしまった「いいちこ」は、
本格焼酎ではなくなってしまっている、
ということなのです。

「いいちこ」という方言の意味が「一番良い」ということで、
すばらしいネーミングなのですが、
方言にはもう1つ意味があって
「もういらない」ことを強調するときにも使われるようです。

理念やビジョンの“言葉”に沿うような、
品質での本格派を目指してほしいものです。

沖縄は本格派の“島酒”だらけなので、安心です。


posted by RIUさん at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄といえば泡盛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月06日

沖縄といえば「泡盛」〜その6「焼酎甲類は昔は貧乏人のシンボル的お酒だった」

10月31日 沖縄といえば「泡盛」〜その1「明日は本格焼酎の日」
11月 1日 沖縄といえば「泡盛」〜その2「焼酎の市場」
11月 2日 沖縄といえば「泡盛」〜その3「焼酎の“位置”」
12月29日 沖縄といえば「泡盛」〜その4「泡盛がブレイクしない理由」
12月30日 沖縄といえば「泡盛」〜その5
              「焼酎の甲類は工業製品で、乙類が本格焼酎」

透明で無味無臭の焼酎甲類は、
今でこそ、ウォトカやジン、ラム、テキーラなどと同様に、
“チューハイ”としてカクテルベースとしての地位を確立しましたが、
市場に出始めた昭和20年代での評判は
散々なものだったようです。

当時は「ニコヨン」と言って、
ガテン系肉体労働者の日給が240円の時代です。

ビールは1瓶120円もする贅沢品で一般庶民には無縁でしたし、
日本酒でも二級酒1升瓶で約570円もしていました。

焼酎甲類は300〜400円で、
1合が30〜40円で飲めたので、
一般庶民の中でも金持ちは日本酒、
金のない人は焼酎(甲類)という、
二極分化になっていました。

酒屋に焼酎を買いに来る奥さんも、
見つからないように割烹着に包んで足早に持ち帰るなど、
焼酎甲類は「貧乏人のシンボル」的なお酒だったのです。

当時は、焼酎のストレートやシロップ割りで飲むのが
“通”だったようですが、
その後“ホッピー”割りが大流行しましたね。

ウイスキーハイボールを真似て、
下町や労働者の行く居酒屋の焼酎ハイボール(酎ハイ)は
ハイボールエキスを焼酎に入れてソーダで割るもので、
なかなかのロングセラーになりました。

国民の所得が向上するにつれ甲類の人気は下がり、
高度成長期の昭和50年代半ば頃には、
焼酎メーカー不遇のピークで、倒産危機に追いやられていたのです。

そんな時、甲類の救世主のように登場したのが、
宝酒造の「純」でした。

蒸留技術やろ過技術の進歩で、
より不純物を取り除けるようになったこともあるでしょうが、
何よりも見た目の瓶の形とラベルのデザインがカッコ良く、
消費者の目を引き付けたのでした。

それまでの宝酒造の焼酎瓶、通称「丸瓶」や日本酒は、
酒屋で回収され何度も再使用するという“リサイクル”が
すでに確立されていましたから、瓶に細かい傷が付いていました。

見た目も悪いですよね。
“あしたのジョー”の丹下段平みたいな親父が
飲んでたんじゃないかって思うと。

新タイプの“純”は、角瓶で再利用をしませんでしたから、
見た目が綺麗で、ハイカラな印象が受けたんですね。

当時の若者を中心に“純”の人気が出てきたのです。

“純”の発売以降、
昭和50年後半には第2次酎ハイブームが始まり、
昭和58年には日本初の缶酎ハイ「ハイリキ」が発売されました。

焼酎甲類市場は活気を取り戻し、
居酒屋の酎ハイやサワー、
コンビニで人気の缶リキュール類には欠かせない地位を確立したのです。

現在では、甲類メーカーだけでなく、
サントリー、アサヒ、キリンといったビールメーカーも
甲類市場に参入しています。

缶リキュール類の多くが140円前後で売られていますが、
そのうち約40円の酒税を引くと、
商品の正味価格は100円前後です。

ジュースなどの清涼飲料水並みか、それよりも安いことになりますね。

原価は2〜3円、
果汁が入っても原価は5〜6円程度で造られていますから、
メーカーにとっては笑いが止まらない“経済酒”なんですね。

そう考えると、なんだか「耐震強度偽装事件」の
“経済設計(手抜き設計)”をイメージしてしまいます。

私は人造酒の甲類は飲まない主義ですから、いいんですけど。



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2006年01月05日

恐怖の“ネコ狩り”

ネコ.jpg
自宅で飼っているネコ猫や近所のネコ猫が年末〜年初にかけて、
相次いで行方不明になっています。

自宅の飼いネコ猫は全部で5匹もいたのですが、
カミさんが特に大事に可愛がっていた、
最も優秀なネコ猫(ヤツ犬の先輩ネコ猫と臆病ネコ猫が居なくなりました。

庭にひんぱんに現われていたノラさん猫たちも、
めっきり見かけなくなっています。

金正月.jpg
・ 交通事故に遭った
・ 飼い猫猫として貰われた
・ 毒まんじゅうを食べた
・ 家出した
・ 捕獲器で捕まった
・ 三味線になった
・ 動物虐待の対象になった
・ 鍋のダシになった
・ カラスに連れ去られた
・ ネコ猫インフルエンザに感染した
・ 神隠しにあった
・ 北朝鮮に拉致された
など理由はいろいろ考えられるのですが、
県の動物愛護センターの拘束中のリストにも出ていません。

小塚化学.jpg
ヤツ犬は室内なので今のところ安全なのですが、
近辺には農薬入り“毒まんじゅう”を仕掛けている農家がいて、
それなりの“実績”も出しているので、
散歩でも注意が必要なのです。


posted by RIUさん at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | RIUさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月04日

ヤツの仕事始め

盆暮れや正月など関係のないヤツ犬にとっては、
1日のスケジュールは規則正しい。

今日も日中の気温が21度もあって、
晴れポカポカ陽気の中で寝るのが、気持ち良さそうです。
060104RIU2.jpg
早朝は海で散歩して(=朝湯)、日中の睡眠(=朝寝)となると、
なにやら似ているのは
「朝寝・朝酒・朝湯」が大好きで身上をつぶしたるんるん
と唄われる民謡「会津磐梯山」のなかに出てくる小原庄助さんですが、
さすがにヤツ犬も酒は飲みませんから、大丈夫でしょう。

060104RIU!.jpg
近所から戴いた正月料理の天ぷら系のご馳走を与えたせいで、
ヤツ犬はハヤシライスのルー状態の下痢ピーになりましたが、
HB‐101を舐めさせて復調してきました。


posted by RIUさん at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | RIUさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月01日

ヤツの戌年!

沖縄も初日の出を迎え、“戌年”になりました。

朝方は雲が重くて、初日の出は拝めませんでした。

060101行水.jpg
ヤツ犬には盆暮れも関係ありませんから、
元旦でも早速“行水”して、
今年の「健康+飽食」を祈願したようです。

今日の沖縄は午前中から晴れ晴れ上がって、
現在の気温は22度もあり、半袖でも十分の暖かさになりました。
と言っても、平年気温でも21度なのですが。

060101RIU1.jpg
沖縄の正月らしく、
ヤツ犬もハイビスカスのレイで着飾って撮影しましたが、
ヤツ犬は眠たかったようで、動きが冴えません。

060101RIU2.jpg
黄色のハイビスカスや腰のヤシの葉は、
庭から取ってきたので、原価ゼロで作ることが出来ました。

060101RIU3.jpg
ヤツ犬は昨日の大晦日で2歳と1ヶ月目を迎えたばかりですが、
ヤツ犬との共同生活も、ますます快適になるように、
さらにお互いの信頼を深めなければなりません。

060101RIU4.jpg
昨年は、ヤツ犬は「我慢」することを覚えて
大きく進歩・成長しましたが、
今年は何を得とくするのでしょうか。

060101RIU5.jpg
ヤツ犬は撮影後、すぐに寝てしまいました。
大きなイビキをかくので、睡眠時無呼吸症候群でしょうか。

060101RIU6.jpg
昨年ペットフードを止め、
人間が食べる食材で調理したものを与えるようにしましたが、
年末から“水”も変えました。

060101コーラル.jpg
沖縄でのふつうの海岸には、
コーラル(珊瑚の化石)がゴロゴロ落ちています。

060101水ボトル.jpg
このコーラルを煮沸かし消毒して、水の中に入れると
“ミネラル成分”が微量に溶出して「ミネラル水」になるのですが、
これを与えるようにしました。

ペットボトルに煮沸かし消毒後のコーラルを入れて、
さらに備長炭まで入れてから、
水道水を入れて、1日置いてから与えるようにしました。

ボトルは2本あって、1日ごとに使い分けています。

ヤツ犬も全く抵抗感なく飲んでいます。


posted by RIUさん at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | RIUさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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